昔は、ただ通っていた学校だった
11月2日、母校である丸内中学校が創立80周年を迎えます。
今、その記念の日に向けて準備に関わっています。
80周年。
改めて数字にすると、すごい年月ですよね。
僕自身も丸内中学校の卒業生です。
中学生だった頃は、毎日学校へ行って、友達と話して、部活をして。
そのときはもちろん、
「この学校には長い歴史があるんだ」
なんて、ほとんど考えていませんでした(笑)
学校があることも、先生がいることも、友達がいることも当たり前。
でも、自分が大人になり、今度は80周年を祝う側、支える側になってみると、少し見え方が変わってきました。
学校って、たくさんの人たちがつないできた場所なんだな。
そんなことを感じています。
80年の間に、どれだけの人がここで過ごしたんだろう
80年という時間の中で、いったい何人の生徒が丸内中学校で学んできたのでしょう。
僕よりずっと前の先輩たち。
僕たちの世代。
そして今、学校に通っている子どもたち。
時代が変われば、学校生活もずいぶん変わったと思います。
僕たちの頃にはなかったものもたくさんありますし、逆になくなったものもあるでしょう。
でも、たぶん変わらないものもあります。
友達と笑ったこと。
先生に怒られたこと。
部活で悔しい思いをしたこと。
行事でみんなと一緒に頑張ったこと。
当時は何気なく過ごしていた毎日が、大人になって振り返ると意外と心に残っているものです。
学校という場所には、建物だけではなく、そこで過ごした一人ひとりの思い出が積み重なっています。
だから80周年というのは、単に「学校が80年続きました」というだけではないんでしょうね。
80年間、地域の中で子どもたちを育て続けてきた歴史。
それをお祝いする日なんだと思います。
今度は僕たちが、次の世代へつないでいく
中学生だった自分が、何十年後かに母校の80周年に関わるなんて、もちろん想像もしていませんでした。
人生って面白いですね。
昔は支えてもらう側だった僕たちが、いつの間にか支える側になっています。
これは会社も地域も同じなのかもしれません。
自分たちだけで今があるわけではない。
前の世代から受け取ったものがあって、それを今の自分たちが使わせてもらっている。
そして今度は、それを次の世代へ渡していく。
学校もそう。
会社もそう。
地域もそう。
大切なのは、昔とまったく同じ形で残すことではなく、大事なものを受け継ぎながら、その時代に合った形で次へつないでいくことなんだと思います。
11月2日は、丸内中学校の創立80周年。
当日はきっと、いろんな世代の方が集まることでしょう。
久しぶりに母校を訪れる人もいるかもしれません。
僕自身も、自分が中学生だった頃を少し思い出しながら、この節目の日を迎えたいと思います。
そして80周年はゴールではなく、次の90年、100年へ向かう通過点。
次の世代の子どもたちにも、「この学校でよかった」と思ってもらえる場所であってほしい。
昔、母校に育ててもらった一人として。
今度は僕たちが、次へつないでいく番です。