9月10日は「下水道の日」
昨日9月9日は「救急の日」。
そして今日9月10日は何の日かな?と調べてみると、
「下水道の日」
だそうです。
昨日に続いて、こういう「〇〇の日」を調べてみると、いろんな発見がありますね。
国土交通省によると、「下水道の日」は1961年に「全国下水道促進デー」として始まり、2001年から現在の名称になったそうです。
9月10日になった理由の一つには、下水道の大切な役割である雨水の排除があります。台風シーズンを意識した時期として、この日が選ばれたとのことです。
なるほど。
これを知ると、土木会社をやっている自分としては、やっぱり考えることがあります。
見えないけど、なくてはならない仕事
下水道というと、
トイレやお風呂、台所から流れる水を処理するもの。
そんなイメージが一番強いかもしれません。
もちろんそれも大切な役割です。
でも下水道には、雨水を流し、街の浸水を防ぐという役割もあります。
そして川や海の水質を守り、私たちが衛生的に暮らせる環境を支えている。
普段の生活では、なかなか意識しません。
道路の下にあるものですから、ほとんど見えません。
でも、
見えないから大切ではないのではなく、見えないところで毎日の暮らしを支えている。
これって、まさに土木の仕事だなと思います。
先日の大雨では、江口組の倉庫も水に浸かりました。
大事なものは直前に移動させることができましたが、水が増えていく速さには本当に驚きました。
祖父の代からある倉庫ですが、僕が社長になってからでも冠水はこれで3回目。
最近の雨の降り方を見ていると、
「水をどう流すか」
「水をどう逃がすか」
「街をどう守るか」
その大切さを以前にも増して感じます。
河川もそう。
排水路もそう。
下水道もそう。
一つだけで街を守っているわけではありません。
いろんなインフラがつながって、僕たちの暮らしを支えています。
「何も起きない」を支えている人がいる
晴れた日に、
下水道のことを考える人はほとんどいないと思います。
僕だって常に考えているわけではありません(笑)
でも、それでいいんだと思います。
普通に水が流れる。
大雨が降っても街の水が排除される。
トイレを使える。
お風呂に入れる。
川や海がきれいに保たれる。
それが当たり前になっている。
その当たり前の裏側には、
設計する人がいて、
工事をする人がいて、
点検する人がいて、
維持管理する人がいる。
たくさんの人たちが、見えないところで仕事をしています。
土木の仕事も同じです。
完成すれば道路は道路。
橋は橋。
排水路は排水路。
誰が造ったのかなんて、ほとんどの人は知らない。
でも僕は、それでいいと思っています。
誰かに気づいてもらうためではなく、地域の人たちが安心して暮らせるように造る。
それが土木の仕事だからです。
9月10日、下水道の日。
今日はいつも歩いている道路の下にも、
自分たちの暮らしを守っているインフラがあることを、少しだけ思い出してもらえたら嬉しいです。
見えないところにも、土木がある。
そして、その見えない仕事が、
今日もいつもの一日を支えています。