僕が大切にしたい、人の心の距離感

最近、ふと考えることがあるんです。

それは、「人を大切にする」ということの本当の意味についてです。

僕自身、江口組で働くみんな一人ひとりのことを、心から大切にしたいと願っています。

それは、社長就任以来、ずっと変わらない僕の想いです。

ただ、この「大切にする」という言葉には、色々な解釈があるように思うんです。

例えば、相手の意見をすべて受け入れること、でしょうか。

それも一つの優しさかもしれません。

でも、僕が現場で日々感じているのは、それだけでは足りない、ということなんです。

現場には、安全という絶対的な約束事があります。品質という、お客様への責任があります。

そして、私たち一人ひとりが、この仕事に対して、責任を持って向き合うことが求められています。

これらは、決して曖昧にしてはいけない、大切なことです。

だからこそ、伝えなければならないこと、注意を促さなければならないこと、そして、時には厳しく求めなければならないことも、どうしても出てくる。

それを避けてしまうことは、本当の意味での優しさではないのではないか、と僕は思うのです。

皆さんは、この「優しさ」と「厳しさ」のバランスについて、どのように感じていらっしゃいますか?

僕も、まだまだこの理想の関わり方を、現実のものとして追求している最中なんです。

現場の息吹、心と心の交差点

先日、ある現場での一コマが、僕の心に強く残っています。

ベテランの社員が、若手社員に、丁寧に、しかし時には厳しく、業務のポイントを伝えていたんです。

その声のトーンには、厳しさの中に、確かな「期待」と「心配り」が感じられました。

まるで、我が子に将来を託すような、そんな温かさがそこにはあったんです。

若い社員も、最初は少し戸惑った表情でしたが、先輩の真剣な眼差しと、言葉の端々に込められた熱意を受け止め、真摯に耳を傾けていました。

そして、何度か失敗を繰り返しながらも、最後には、先輩の納得のいく、そして自分自身でも納得のいく、確かな仕事ぶりを見せてくれたんです。

その時の、先輩の顔に浮かんだ、少し照れたような、でも誇らしげな笑顔。

そして、若い社員の、安堵と達成感が入り混じった、晴れやかな表情。

それを見た時、僕は、「これこそが、江口組が目指すべき、人の関わり方だな」と、改めて強く感じたのです。

「モノではなく意味」を大切にするということは、こうした、人との触れ合いの中に生まれる「温かい物語」を、一つひとつ紡いでいくことなのだと思います。

技術や経験はもちろん大切ですが、それ以上に、相手の成長を願う気持ち、そして、共に働く仲間への敬意。

そういった、目には見えないけれども、確かにそこにある「心」のやり取りこそが、私たちの仕事の、そして人生の、何よりの財産だと信じています。

街を照らす、温かい光の担い手として

僕たちは、単に土木構造物を造っているだけなのではない、と僕は思っています。

私たちが、丹精込めて造り上げた建物は、人々の暮らしを支え、街を彩り、そこに新しい物語を紡いでいく「意味」を持っています。

そして、その「意味」を形にするために、現場で汗を流し、知恵を絞り、時には互いを励まし合う、皆さん一人ひとりの存在こそが、まさに「街のヒーロー」だと、僕は感じているんです。

もちろん、その道のりは、いつも平坦ではありません。

時に、困難にぶつかり、壁にぶつかることもあるでしょう。

そんな時こそ、僕たちは、仲間として、そして、この街を愛する一員として、支え合い、励まし合い、共に乗り越えていく。

そうした経験こそが、私たちを、そして江口組を、より強く、より温かい組織へと成長させてくれるのだと思います。

僕自身、まだまだ学びの途中です。理想とする「人を育てる厳しさ」とは何か、その境目の難しさを、日々痛感しています。

でも、だからこそ、皆さんと一緒に、この「黄金のバランス」を、現場で、そして私たちの心の中に、さらに深く、確かなものとして築き上げていきたい。

皆さんが、江口組で働くことに、誇りと喜びを感じてくれること。

そして、この街で、温かい光を灯す担い手として、胸を張って活躍してくれること。

それが、僕の何よりの願いです。

 

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