ルールだけでは、見えないものがある
みんなどう思いますか?
「安全」
この言葉を聞くと、多くの人はまず「ルール」や「マニュアル」を思い浮かべるんじゃないでしょうか。
僕も、江口組の社長として、現場の安全を最優先に考えています。
だから、ヘルメットの着用、手順の遵守、危険箇所の確認・・・そういった基本的なルールが、どれだけ大切かは、誰よりも分かっているつもりです。
土木の現場が「街のヒーロー」たちの活躍の場であるためには、これらの土台が不可欠だから。
でも、ふと現場を見ると、そんなルールだけでは、どうにも守りきれない「何か」があるんじゃないかって、いつも感じています。
どれだけ立派なマニュアルが整備されていても、現場に「声かけ合える空気」がなければ、ほんの小さな違和感、誰かの「いつもと違う様子」を見逃してしまうことがあるんです。
それは、まるで、どんなに強固な壁も、隙間ひとつあれば、そこから侵食されてしまうようなものかもしれません。
僕たちが目指しているのは、単に事故が起きない「安全な」現場じゃないんです。
それは、そこにいる「人」が、互いを気遣い、支え合える「温かい」現場です。
みんなは、どう感じるかな?
仲間への「声」が、命を繋ぐ
この間、ある現場で、こんなことがありました。
ベテランの職人さんが、いつものように黙々と作業をしていたんだけど、その日の彼は、なんだか動きが少し鈍かった。
いつもなら、テキパキと動く彼が、少しだけ手間取っているように見えたとのこと。
その時、傍で作業をしていた若い職人さんが、ふと声をかけてくれました。
「〇〇さん、大丈夫ですか?ちょっと、休まれますか?」って。
いつもの、ごく自然な、遠慮のない声かけでした。
ベテランさんは、最初少し戸惑った顔をしていたけれど、すぐに「ああ、ちょっと疲れてたかな。ありがとう」と、笑顔で応えてくれました。
その、ほんの数秒の「声かけ」
それが、もしなかったらどうなっていただろう?
ほんの少しの疲労が、大きなミスに繋がってしまったかもしれません。
もちろん、これはあくまで想像だけど、僕はこの光景を見て、改めて「安全」というものが、単なるルールの遵守だけでは成り立たないことを実感しました。
人は、疲れたり、調子が悪かったりする時がある。
いろんなことがあって当たり前です。
そんな時、周りの「仲間」が、その変化に気づき、声をかけてくれる。
その「声」こそが、事故を防ぐ、何よりの「防波堤」になるんです。
江口組では、ルールを守ることはもちろん、こうした「気づき合える現場」を、何よりも大切にしたいと思っています。
安心して声を出せること、遠慮せずに注意できること、仲間のことを自然に気にかけられること。
そんな温かい空気が、僕たちの現場には流れているはずです。
みんなもそう思いませんか?
土木は「街のヒーロー」の、温かい物語
僕が土木の世界に足を踏み入れたのは、この仕事が、人々の暮らしを支える「街のヒーロー」のような存在だと感じたから。
一本の道路が、子供たちの笑顔に繋がったり、安全な建物が、家族の安心な暮らしを守ったり。
そういった「物語」が、僕たちの仕事の根っこにあるんです。
そして、その「物語」を紡いでいくのは、現場で汗を流す、君たち一人ひとりです。
「大丈夫か?」という声かけ一つ、「無理するなよ」という一言が、誰かの命を、そして、その人の家族の笑顔を守ることになります。
それは、どれだけ立派な構造物を造るよりも、ずっと尊いことだと、僕は信じています。
江口組が大切にしているのは、この「安全」という名の、見えない「温かい物語」なんだ。ルールは、その物語を紡ぐための「道具」であり、そして、何よりも大切なのは、それを紡ぐ「人」の、仲間を想う「気持ち」だ。
これからも、僕たちは、そんな「温かい物語」を、一つでも多く、この世に生み出していきたいと思います。
みんなの、現場での笑顔が、僕にとって何よりの喜びなんです。
このブログを読んで、少しでも、江口組の「安全」への、深い「想い」を感じてくれたなら、これほど嬉しいことはありません。
いつも、ありがとう。そして、これからも、共に、温かい物語を紡いでいこう!
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!
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