忙しいと、つい省きたくなる
仕事が忙しくなると、どうしても気持ちに余裕がなくなります。
電話が鳴る。
打ち合わせが続く。
現場も動いている。
締切もある。
そんなとき、
「これくらい大丈夫やろ」
「あとで確認しよう」
「説明は簡単でいいか」
と、つい何かを省きたくなることがあります。
でも最近、改めて思うのは、
忙しいときほど、基本を丁寧にやることが大事
ということです。
余裕があるときに丁寧なのは当たり前。
本当にその会社や、その人の仕事の質が出るのは、忙しいときかもしれません。
事故やミスは、ちょっとした省略から起きる
土木の現場では、安全確認も、声掛けも、段取りも大切です。
現場が忙しいからといって、
確認を飛ばす。
説明を省く。
周囲を見ずに進める。
そんなことをしていいわけではありません。
むしろ忙しいときほど、事故やミスのリスクは高くなります。
だからこそ、
「一回確認しよう」
「念のため声を掛けよう」
「もう一度見直そう」
そんな基本が大事になります。
これは現場だけではありません。
会社の中でも同じです。
忙しいから返事を後回しにする。
忙しいから社員との会話を省く。
忙しいから面談を延期する。
忙しいから説明をしない。
一つひとつは小さなことでも、それが続くと信頼は少しずつ減っていきます。
忙しいことは、雑にしていい理由にはならない。
これは自分自身にも言い聞かせたいことです。
基本を守れる会社が、結局いちばん強い
新しい仕組みや便利な道具も大事です。
AIもICTも、これからもっと活用していくべきだと思っています。
でも、どれだけ技術が進んでも、
確認する。
声を掛ける。
約束を守る。
安全を優先する。
感謝を伝える。
こういう基本は変わりません。
忙しいときこそ、その基本ができるか。
そこに会社の強さが出ると思っています。
仕事が立て込んでいるときほど、一度立ち止まる。
「抜けていることはないか」
「無理していないか」
「ちゃんと伝わっているか」
を確認する。
少し時間がかかっても、その方が結果的には早いこともあります。
やり直しが減る。
ミスが減る。
事故を防げる。
信頼も守れる。
だからこそ、
急ぐことと、雑にすることは違う。
江口組も、これから忙しい時期があると思います。
そんなときこそ、安全も、品質も、人との関係も、基本を丁寧に。
派手なことではないけれど、そこを大事にしたい。
忙しいときほど、仕事を雑にしない。
それが、いい仕事を続けるための一番の近道だと思っています。