忘れられない日、3月11日
今日、3月11日は、東日本大震災が発生した日です。
2011年3月11日、あの日のことを忘れることはありません。
地震の揺れ、津波の映像、街が一瞬にして飲み込まれていく光景。
そして、多くの尊い命が奪われたこと。
自分は震災直後の4月に、宮城県石巻市へボランティアに行きました。
現地は想像を絶する光景でした。
瓦礫の山、流された家、壊れた橋。
そんな中でも、地域の方々は力を合わせ、前を向いていましたし、優しさ強さを感じることができました。
「助け合うことの大切さ」「支え合うことの意味」を、身をもって感じた瞬間でした。
それ以来、しばらくは毎年東北を訪れていました。
被災地は復興していますが、すべてが元通りになるわけではありません。
人々の心の傷、失われたものの大きさは、時間が経っても消えないのではないでしょうか。
能登半島地震が呼び起こした記憶
2024年1月1日、能登半島で大きな地震がありました。
小松市も大きく揺れました。能登半島地震です。
地震発生時、大津波警報が発動される中、慌てて避難しました。
同じように、多くの人が迅速に避難した姿がありました。
あれだけすぐに避難できたのは、間違いなく東日本大震災の教訓があったからだと思います。
2011年の震災の際、多くの人が「まさかここまで大きな津波が来るとは思わなかった」と言いました。
しかし、その後の防災意識の向上により、「とにかく逃げる」という行動が定着しました。
その学びが、能登半島地震での避難行動につながったのではないかと思います。
しかし、それでも被害は甚大でした。
多くの家が倒壊し、道路は寸断され、電気・水道といったライフラインも長期間にわたり停止しました。
復旧にはまだまだ時間がかかります。
様々な力や想いを結集し復興へがんばらなくてはいけないと思います。
辛い経験から学び、未来へ繋げる
災害は、辛く、悲しく、大変なものです。
しかし、そこから学び、その教訓を次の世代へ伝えることが、未来の命を守ることにつながります。
「津波が来たら、すぐに高いところへ逃げる」
「地震が起きたら、まずは身を守る」
「防災意識を常に持ち、備える」
これらの教訓は、大切な財産です。
災害はいつどこで起こるかわかりません。だからこそ、経験から学び、備え続けることが重要です。
東北の人々の復興への強い意志と、能登の人々の不屈の精神。
それらを胸に刻みながら、私たちも建設業として、そして地域の一員として、「支える力」になっていきたいと思います。
今日は、東北に想いを寄せる日。
そして、未来の防災・減災を考える日でもあります。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、今もなお復興の道を歩むすべての人々に、心からのエールを送ります。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!
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