現場ブログ

能登半島地震の小松市における被災状況

早いもので能登半島地震から1か月が過ぎ去りました。

今もなお、能登方面では断水が続き不便な避難所生活を送っている方々が数多くいらっしゃいます。

道路及び各種インフラの整備が急がれていますが、全面復旧にはもうしばらく時間がかかりそうです。

各自が出来る色々な形で支援を続けていければ、なと思っています。

小松市でも被害が出ています

ニュースやメディアで取り上げられるのは、被害の大きい能登地区だけですが、

石川県内および北陸地方の広くで、大きさに差はあれど被害は出ています。

ここ小松市も例外ではなく、石塀や石灯籠が倒れたり、道路に亀裂や段差が生じている箇所があります。

九竜橋川の護岸および側道にも大きな被害が出て、道路は全面通行止めとなっています。

 

通行止めのお知らせ

 

崩れた水路の護岸

 

大きな亀裂と波打つ様に破損した道路

 

地元業者が応急処置・復旧工事を行っています

この被害のあった九竜橋川の応急工事を江口組で行いました。

日々、被害状況が進み早急な対応が必要となり、

水路の護岸沿いに石を袋詰めにしたものを設置することで対処しました。

まずは、石の袋詰めを作るのですが、その数なんと800個越!

 

既設の護岸の土砂がこれ以上水路に流れ込まないように、マットを敷きます。

 

対岸から石の袋詰めを吊り設置していきます。

 

全て並べ終わって応急工事の完了です!

この後、本復旧の工事へと移っていく予定です。

 

県外からもたくさんの応援が駆けつけています!

この現場では、護岸の被害の影響から側道にも大きな損傷が出ています。

また、道路下に埋設されている下水管にも被害が出ており、対応が求められていました。

しかし、県内の業者のみでは手が回らない状態・・・・

能登を中心とし石川県内には多くの県外からの応援の方々が駆けつけてくれています。

建設業、管工事・水道工事、通信工事など

そして、この現場煮も広島県の下水道局関連の方々が来てくださっていました。

遠くから、石川県まで来ていただき本当にありがたいことです。

 

能登地方の断水などの問題も、県内県外たくさんの水道局や水道業者の方々が

日々奮闘されております。

しかし、何分被害規模が甚大であり、現場環境も過酷なため、

大変な時間がかかっています。

一日でも早く能登の方々へ水を!安心な生活を!という強い気持ちでがんばってくださっていますので、

ぜひとも皆さん応援の気持ちをよろしくお願いいたします。

 

能登の復興へはまだまだ時間もお金も労力もかかります。

でも、あきらめることなく、そして何より風化させることのないよう

日々それぞれに出来ることをしながらも、気持ちは能登へ向かわせていただきたいと思います。

 

がんばろう能登!! がんばろう石川!! がんばろう北陸!!

 

江口組の採用についてもっと知りたい方へ

一緒に働いてみませんか?新卒・中途で募集中です。 詳しくはこちらを御覧ください!