現場の「当たり前」にある、価値

先輩が後輩に教える。
現場では当たり前のように、毎日どこかで行われている光景です。

段取りの組み方。
道具の使い方。
危険の見つけ方。
声かけのタイミング。

経験がある人が、経験が浅い人に伝える。
この積み重ねがあるから、現場は回り、仕事は前に進む。

ただ、最近とくに思うんです。
この「教える」という行為には、技術を渡す以上の意味がある、と。

受け継がれていくのは、技術だけじゃない

教える中で伝わるのは、やり方だけではありません。

仕事に向き合う姿勢。
責任感。
安全への意識。
仲間との関わり方。

「そこ、急ぐと危ないぞ」
「最後まで確認してから次に行こう」
「困ったら一人で抱えんと、すぐ言え」

こういう言葉は、マニュアルに書いてある“正解”というより、
先輩が本気で仕事をしてきたからこそ出てくる“生きた言葉”です。

そして、その言葉は不思議と残る。
後輩の中に染み込んで、行動の癖になっていく。

土木の仕事は、形に残ります。
でもその前に、私たちは「安全」や「信頼」を積み上げていかなきゃいけない。
その土台をつくっているのが、こういう教える場面なんだと思っています。

さらにもう一つ。
教える側も育つ。

どう伝えたらわかるか。
相手は何につまずいているか。
危ないポイントはどこか。

考えながら教えることで、自分の理解も深まるし、
相手を見る力もついてくる。

教えることは、一方通行じゃない。
教える側も、教わる側も、同時に育っていく。

“教える関係”を、会社の文化にする

今の僕は、この“教える関係”を会社の中でどうつくるかを、前より真剣に考えています。

若手だけが頑張ればいいんじゃない。
「見て覚えろ」で済む時代でもない。

教える側の姿勢が、会社の未来を左右する。
これが、僕の実感です。

技術をつなぐのは人。
心をつなぐのも人。

だからこそ、江口組でも、
技術も心もつないでいける関係を、もう一度丁寧につくっていきたい。

「教えるのがうまい人」が評価される会社。
「後輩が育つ環境をつくれる人」が誇れる会社。

そういう文化が根付けば、現場は強くなる。
安全も強くなる。
そして何より、働く人が誇りを持てる会社になる。

先輩が後輩に教える。
その当たり前を、当たり前のまま流さない。

未来の江口組は、
きっとこの“教える関係”の質で決まる。

僕はそう思っています。

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