あたりまえに、感謝を失くしてはいけない

最近、ふと立ち止まって、僕たちは「あたりまえ」になっていることに、どれだけ感謝の気持ちを忘れてしまっているんだろうかと、深く考えさせられる出来事がありました。

仕事というのは、決して一人でできるものではない。

これは、みんなもよく知っていることだと思います。

この会社を経営する上で、毎日、毎瞬、そう実感しています。

江口組は、誰か一人、あるいは少数の人間だけで成り立っているわけじゃありません。

社員のみんながいる。

そして、みんなが信頼して一緒に仕事をしてくれている、協力会社の方々。

さらに、僕たちの仕事に価値を見出し、頼ってくださるお客さま。

そして、僕たちが事業を営む上で、温かく見守り、支えてくださる地域の方々。

こうして、数えきれないほどの「人」に支えられて、江口組という会社は、こうして日々、息づいているんです。

そう考えると、やっぱり「感謝」というのは、僕たちの会社の、いや、どんな組織にとっても、一番大事な、見えない土台なんだと思います。

その土台がしっかりしていないと、いくら立派な建物を作ろうとしても、いつか崩れてしまう。

まるで砂上の楼閣のように。

「してもらってあたりまえ」「助けてもらって当然」

そんな空気が、もし、ほんの少しでも、僕たちの間で、あるいは僕たちと関わる人々の間で、静かに広がり始めているとしたら、それはとても怖いことです。

だって、そういう空気は、僕たちの関係を、じんわりと、でも確実に、弱くしていくからです。

言葉遣いが、態度が、少しずつ雑になっていく。

そして、一番大切な「信頼」という絆が、少しずつ、でも確実に、崩れていく。

だから、改めてみんなに伝えたいと思います。

僕たちは、この「あたりまえ」に、感謝の気持ちを、決して失くしてはいけない、と。

見えない絆を、言葉と心で育む

もしかしたら、心の中で感じているんじゃないかなって思います。

僕が今、みんなに伝えようとしていること。

それは、特別なことでも、難しいことでもない。

でも、だからこそ、日々の生活の中で、つい、見失いがちになってしまう、大切なことなんです。

「ありがとう」

この、たった五文字の言葉。

これが、どれほど、人の心を温かくし、関係を強くする力を持っているか。

日々、仕事の中で、誰かに助けてもらったり、何かをしてもらったりする場面があると思います。

そんな時、さっと「ありがとう」と言えるか、言えないか。

それだけで、人同士の心と心の距離は、大きく変わってくるんです。

僕が「してもらってあたりまえ」「助けてもらって当然」という言葉に、少しばかり、強い懸念を抱いているのは、そういう関係性が、僕たちの周りで、静かに、でも確実に、蝕んでいく力を持っているからなんです。

言葉や態度が、無意識のうちに、荒々しくなっていく。

相手への敬意が、薄れていく。

そして、一度失われた信頼は、そう簡単には、取り戻せない。

逆に、どんなに小さなことでも、「ありがとう」という言葉が、自然と、そして心から、口から出てくるような会社には、温かい空気が流れているはずです。

まるで、陽だまりのような、あたたかさ。

そんな場所では、困っている人がいれば、自然と手を差し伸べたくなる。

助け合いが、当たり前のように生まれてくる。

それは、僕たちが、一人ひとりの人間として、そして「江口組」というチームとして、より強く、より豊かになっていくための、何よりの原動力になると、僕は信じています。

最近、僕が社長として、そして一人の人間として、改めて「人を大切にする」ということの、その「足元」から見直さなければならない、と強く感じた出来事がありました。

それは、決して、誰かを責めたいわけではありません。

むしろ、僕自身が、もっと「人を大切にする」ということを、体現できていたはずなのに、どこかで、少し、おざなりになっていたのではないか、と反省しているんです。

感謝の気持ちも、同じです。

言葉で「感謝しています」と掲げるだけでは、それは、ただの飾りになってしまう。

日々の関わりの中で、みんなの、そして僕の、行動や言葉の中に、それがちゃんと現れていないと、それは、意味をなしません。

それは、まるで、花を咲かせるための種をまくだけで、水をあげないようなものです。

僕たちの会社、江口組は、まだまだ、整え直さなければならないことが、たくさんあります。

でも、一つだけ、揺るぎない確信がある。それは、「感謝を忘れない会社」は、どんな困難にも負けない、本当に強い会社になる、ということです。

感謝を、日々の灯火として

だからこそ、僕は、社員のみんなに、この「感謝」という、見えないけれども、確かに僕たちを繋ぎ止めている絆を、もっと大切にしよう、と呼びかけたい。

「ありがとう」という言葉を、ただの挨拶にしない。

相手の目を見て、心を込めて、伝える。

その一言が、相手の心をどれだけ温かくするだろうか。

そして、その温かさは、きっと、自分自身の心にも、返ってくるはずです。

例えば、誰かが君を助けてくれた時。

それは、困っているのを見て、相手が「助けたい」と思ってくれた、ということの証です。

その「助けたい」という気持ちに、君は「ありがとう」と応える。

その連鎖こそが、僕たちの関係を、より深く、より強くしていくんだ。

協力会社の方々へも、同じです。

僕たちの仕事は、彼らの専門的な技術と、熱意があってこそ、成り立っています。

彼らの協力があって、僕たちは、お客さまに、より良いものを提供できます。

だから、彼らの仕事ぶりに対して、そして、僕たちとの連携に対して、心からの「ありがとう」を伝えよう。

それは、彼らとの、そして僕たちとの、未来の仕事にも、必ず、良い影響を与えてくれるはずです。

お客さまへの感謝も、もちろん忘れてはいけません。

僕たちが、仕事ができるのは、お客さまが、僕たちを信頼し、その仕事をご依頼くださるからです。

その信頼に応えるためにも、そして、その信頼を、さらに深めるためにも、謙虚な気持ちで、そして感謝の気持ちを込めて、仕事に取り組んでいこう。

地域の方々への感謝も、忘れてはいけません。

僕たちが、この土地で、事業を営んでいけるのは、地域の方々の理解と協力があってこそ。

地域社会の一員として、感謝の気持ちを忘れず、地域に貢献していく姿勢を、大切にしていきたい。

「人を大切にする」。その根っこにあるのは、他者への敬意であり、そして、自分自身もまた、誰かに支えられているという、謙虚な気持ちです。

この、足元に根差した、温かい人間関係こそが、江口組を、より強く、より豊かにしていく、僕たちの大切な財産なんです。

僕たちは、まだ、整え直すこと、改善していくことが、たくさんあります。

でも、この「感謝」という、見えないけれども、確かに僕たちを繋ぎ止めている絆を、一人ひとりが、日々の関わりの中で、意識して、大切にしていこう。

感謝の気持ちを、言葉で掲げるだけではなく、日々の関わりの中に出ていないと、意味がありません。

そのことを、胸に刻んでほしいです。

感謝を忘れない会社は、強い。

そのことを、心から信じています。

そして、まず、僕たち自身が、その「感謝」を、日々の灯火として、大切にしていこうじゃないですか。

一人ひとりの、その温かい心が、江口組の未来を、もっと明るく、もっと輝かしいものにしてくれると、僕は信じています。

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