芽吹きの兆し、風の温もり
最近、外をランニングしていると、新緑が目に鮮やかな季節になったなって感じます。
ふわりと肌を撫でる風の温度は、まだ少しひんやりとしながらも、確実に春から夏へと移りゆく生命の息吹を感じさせてくれます。
いい季節、現場も働きやすくなりました。
現場の光景で、僕がいつも胸が温かくなることがあります。
それは、若手のみんなが、少しずつ、でも確かに変わっていく姿を見る時です。
以前は、少し遠慮がちに、指示を待つような表情をしていた社員たちが、今では自ら手を挙げて「これ、やってみます!」と、キラキラした目で話しかけてくれるようになりました。
現場で、誰かの指示を待つのではなく、自分から周りに声をかけ、テキパキと仕事を進めている若者たちの姿を見ると、思わず「よし!」と心の中で小さくガッツポーズをしてしまうんです。
だんだんと声のトーンも、以前よりぐっと力強くなりました。
時には、慣れない仕事に戸惑いながらも、真剣な表情で先輩に質問する若手たちの姿は、まるで小さな種が、太陽の光を浴びて健気に芽を出し始めるかのようです。
そんな小さな変化の積み重ねに、僕は江口組の、そしてみんなの未来を強く感じずにはいられません。
それは、単なる「成長」という言葉では片付けられない、希望の光そのものなんです。
土壌を耕す、見えない優しさ
でもね、若手社員たちに伝えたい大切なことがあります。
それは、みんなの成長が、自分自身の努力だけに懸かっているわけではない、ということです。
もちろん、みんなの意欲や、新しいことを吸収しようとする姿勢は、何よりも尊いものです。
そのひたむきさが、自分自身を輝かせていることは間違いありません。
しかし、どんなに良い種でも、その種が育つための土壌が痩せていたり、陽の光が当たらなかったり、適切な水やりがされていなければ、そのポテンシャルを最大限に発揮することはできません。
みんなが「育つ」ということは、まさにこの「土壌」を整えることと深く結びついていると、最近強く思うようになったんです。
これまでも、江口組として若手のみんなへの教育や育成には力を入れてきました。
先輩社員が丁寧に指導したり、研修の機会を設けたり。
それはこれからも変わりません。
ですが、これからは、その「教育する側」のあり方、つまり「環境」そのものを、もっともっと見直していきたいと考えています。
君たちの周りにいる先輩たち、上司たち、そして僕自身が、どのように君たちと関わっていくのか。
その「関わり方」こそが、君たちの成長の速度や、その質を大きく左右するのだと痛感しています。
ただ見守るだけでなく、時には「君ならできる」と信じて任せること。
そして、もし壁にぶつかった時には、そっと手を差し伸べ、二人三脚で乗り越えていくこと。
その全てが、君たちが安心して、そして力強く成長していくための、欠かせない「土壌」となるはずです。
未来への船出、共に描く希望
若手社員の成長は、決して一人の問題ではありません。
それは、江口組という会社全体の未来、そして、この社会全体にとっての希望そのものだと、僕は信じています。
君たちが、ここで働くことに誇りを持ち、希望を持って、明日へ向かって歩み出せる。
そんな会社を、社員みんなと一緒に創り上げていきたいんです。
だから、これからは、環境そのものから、もっともっと整えていきます。
社員のみんなが、のびのびと、そして安心して仕事に取り組めるように。
失敗を恐れずに挑戦できるような、温かい雰囲気づくりを大切にしていきます。
一人ひとりの声が、もっともっと届くように、風通しの良い組織を目指します。
現場で汗を流す君たちの姿、会議室で真剣な顔で議論する若手たちの姿。
その一つ一つが、江口組の未来を形作っていくのです。
君たちが、この会社で働くことを、心から「よかった」と思えるように、僕たちは、そして江口組は、全力で環境を整えることに邁進します。