研修の目的は、知識の習得だけではない

石川県小松市で100年以上、地域のインフラを支えてきた私たち江口組は、創業以来一貫して「和の力」を大切にしてきました。

チームワークと互いを思いやる心こそが、困難な現場を乗り越え、より良いものづくりを実現する原動力だと信じているからです。

先日、私たちは東京へ研修旅行に行ってきました。

「なぜ、わざわざ東京まで?」と思われるかもしれません。

もちろん、日本の中心地である東京で最新の技術や街づくりを学ぶことは、技術者として、また建設業に携わる者として大きな刺激になります。

しかし、私がこの旅に込めた真の目的は、それだけではありません。

それは、日常の現場や事務所ではなかなか味わえない「体験」を通じて、社員同士が「仕事仲間」を超えた「人生の仲間」になる瞬間をつくることでした。

東京の学び、夜の熱量、そしてバスの中の笑い声

東京での時間は、まさに刺激の連続でした。

最先端の建築物、歴史あるインフラの再開発、そして溢れる人々の活気。

それぞれの視点で「東京」を学び、自らの仕事にどう活かせるかを考える時間は、非常に有意義なものでした。

しかし、この旅の真骨頂は、予定されていた「プログラム」の外にありました。

日が沈み、研修を終えた後の夜。

場所を移しての語らいは、時間を忘れるほど熱を帯びたものになりました。

普段の仕事中にはなかなか口にできない将来の夢、仕事へのこだわり、時には悩みや本音。グラスを片手に語り合う中で、お互いの背負っているものや、仕事に対する情熱を改めて知る。

この「語り」こそが、相手への深い理解を生み、心の距離を一気に縮めてくれました。

そして、移動中のバスの中。

そこには、まるで学生時代に戻ったかのような光景がありました。

誰かが冗談を言えば、みんなで笑い転げる。些細なことで盛り上がり、笑顔が連鎖していく。

「旅は、距離を縮める。」

この言葉通り、物理的な移動距離が長ければ長いほど、私たちの心の距離は反比例するように近付いていきました。

これは、単に「仲が良い」ということではありません。

同じ景色を見、同じものを食べ、共に笑い、共に語る。

この多層的な共有体験こそが、バラバラだった個人の集合体を、一つの強固な「チーム」へと変えていくのです。

100年続く「和の力」を、これからの未来へ

今回の旅で私が目撃したのは、「仕事仲間が、人生の仲間になる瞬間」でした。

建設現場は、一人では決して完成させることができません。

多くの専門職が、それぞれの役割を果たしながら、一つの目標に向かって「和」を成すことで、初めて地図に残る仕事が成し遂げられます。

互いを「人生の仲間」だと思えるほどの信頼関係があれば、現場で困難に直面した時、迷わず手を差し伸べ合い、最高の解決策を見つけ出すことができるはずです。

江口組は、これからも“成長するあなたを応援する”会社であり続けます。

最新の資格を取ることや技術を磨くことも大切ですが、それ以上に「この仲間となら、もっといい仕事ができる」と確信できる環境を整えていきたい。

研修旅行は、そのための大切な投資です。

東京で得た知識と、バスの中で共有した笑い声、そして夜に語り明かした熱い想い。

これらすべてが、これからの江口組の現場に、温かく力強い「和」をもたらしてくれると確信しています。

昨日の自分よりも、そして昨日のチームよりも、ちょっと誇らしい私たちへ。

江口組はこれからも、仲間と共に成長し、地域の未来を笑顔でつないでいきます。

 

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