今年も開催!!こども現場見学会
9月23日、江口組で「こども現場見学会」を開催しました。
見学してもらったのは、江口組が工事を進めている2つの現場。
現場の説明を聞いてもらいながら、測量体験と重機体験にも挑戦してもらいました。
この見学会も、今回で10回以上の開催になります。
毎回楽しみにしているのですが、今年もやっぱり、やってよかったと思える一日になりました。
笑顔と同じくらい、真剣な表情があった
今回いちばん印象に残ったのは、子どもたちの表情です。
どの体験も楽しそうに取り組んでくれて、笑顔がいっぱいでした。
ただ、それと同じくらい心に残ったのが、真剣な表情だったんです。
説明を聞いている時。測量の機械をのぞいている時。重機を動かそうとしている時。
さっきまで笑っていた子が、ぐっと集中する。
その切り替わる瞬間が、見ていて本当に面白いんですよね。
測量も重機も、大人でも初めてなら緊張します。うまくできるかな、という気持ちで向き合うから、自然と真剣になる。
先日、このブログで「道路を造る前に、まず測る」という話を書きました。測量は土木のスタート地点で、数センチのずれが完成した時には大きな違いになる仕事です。
子どもたちがのぞいていたのは、まさにその入口です。
ただ機械をのぞくだけでも、「ちゃんと合わせないといけない」という感覚は伝わったんじゃないかと思います。
土木の仕事は、外から見ると「大きな機械で豪快に作業している」というイメージかもしれません。
でも実際は、正確に測って、慎重に動かして、確認しながら進めていく仕事です。
あの真剣な表情は、そこに少しだけ触れてくれた証拠なんじゃないかなと思っています。
そしてもう一つ、嬉しいことがありました。
保護者の皆さんにも、楽しんでもらえたことです。
「普段入れない工事現場に入れてよかった」
「身近なところで土木の仕事を知ることができて勉強になった」
そんな声をいただきました。
正直なところ、これは予想以上でした。
子どものための見学会だと思って来てくださったお父さん、お母さんが、ご自身も面白がってくれたんです。
でも考えてみれば、当たり前かもしれません。
工事現場は、大人にとっても普段は入れない場所です。毎日その前を通っていても、中で何をしているのかは見えない。
その中に入って、説明を聞いて、「ああ、こういう仕事なんだ」と分かる。それは大人にとっても新鮮なことなんだと思います。
子どもたちだけでなく、お父さんお母さんにも土木を身近に感じてもらえた。まさしく、土木広報の仕事ができた一日だったな〜と思っています。
親子の会話に、土木が出てきたら
この見学会を続けている理由は、全員に土木の仕事を選んでほしいからではありません。
知らない仕事は、なかなか好きになれない。
そして、将来の選択肢にも入りにくい。だからまず知ってもらいたい。それが一番の理由です。
そこに今回、もう一つ加わりました。
親子で土木について話すきっかけになってくれたら嬉しいな、ということです。
家に帰ってから、「あの重機すごかったね」「測量って初めて見たね」なんて話をしてくれていたら、これほど嬉しいことはありません。
道路も、橋も、河川も、地域の暮らしを支えて、みんなの安心と安全を守るためにあります。その話が親子の会話の中に出てくるなら、土木はもう十分に身近な仕事です。
参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
翌朝になっても、まだ余韻に浸っていました。
だから、また来年もやりたいと思っています。
子どもたちに土木の仕事を知ってもらえる機会を、これからもつくっていきます。