初めて観た「利家とまつ」
先日、初めて大河ドラマ「利家とまつ」を観ました。
2002年に放送された作品ですが、私は今回が初視聴です。
タイトルも内容ももちろん知っていたつもりでしたが、なぜ今まで観なかったのか……。
少しだけ悔やむ気持ちもありました。
でも、きっと今このタイミングで観たからこそ、これほどまでに心を揺さぶられたのだと思います。
まっすぐで情に厚い前田利家。
どんな困難にも屈せず、家族と国を守り抜くまつ。
決して派手な生き方ではないけれど、人としての誇りや信念を大切にするふたりの姿が、何よりも胸に響きました。
ふるさとと物語がつながる瞬間
物語の舞台となる加賀藩。
そう、私たちのふるさと石川県です。
前田家が築き上げた「加賀百万石」の歴史。
その中心にいたのが、まさに利家とまつだったのです。
利家とまつが金沢に移るのは話の終盤ですが、これまで何気なく「地元」と呼んでいた石川という場所が、急に色鮮やかに、そして重みのあるものに感じられました。
このドラマを観て以来、私は金沢に行くと時間があると、尾山神社へ参拝するようになりました。
利家とまつが祀られている場所に足を運ぶたび、ふるさとへの感謝と敬意が心に満ちていきます。
かつてこの地を守り、未来へつなげてくれたおふたりへ、自然と手を合わせたくなるのです。
江口組は、石川県小松市を拠点に土木という仕事に取り組んでいます。
道をつくり、河川を整え、街を支える。
その仕事の根底にあるのは、まさに“人を想う”ということ。
それは、利家とまつが大切にしていた生き方にも通じるのではないか。
そんなふうにも感じています。
石川で生きる意味を改めて思う
私は今、石川という土地で、仲間とともに汗を流し、未来をつくる仕事をしています。
でもその背景には、先人たちの歩みがあり、想いがある。
「利家とまつ」を観たことで、そのことを深く実感することができました。
この土地には、誇るべき歴史があります。
そしてその歴史の上に、今の私たちの暮らしや仕事が成り立っている。
石川に生まれてよかった。
心から、そう思いました。
そしてこれからも、江口組として、土木を通じてふるさとを支え、次の世代へと誇りあるまちをつないでいきたい。
そう思わせてくれる、大切な出会いとなりました。
まだ「利家とまつ」を観ていないという方がいれば、ぜひ一度ご覧ください。
ふるさとのこと、自分自身のこと。
きっと何か、心に響くものがあるはずです。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!
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