現場ブログ

建設ディレクターとしてのDX支援

ついこの前までは暑いと言ってたと思ったら、

朝晩は冷え込むようになり、寒いという機会が増えてきましたね。

秋は好きな季節ではありますが、寒暖差で体調を崩しやすい時でもあるので、

皆さんもお気をつけください☆

建設業界の課題と改善策とは?

インフラの老朽化や災害の多発により、建設業への需要は途切れることはありません。

しかし建設業界では、現状いくつかの課題も抱えています。

その一つが、人手不足です。

特に若手の就労者が不足しており、技術者の高齢化が深刻化しています。

また、人手不足も影響しているのですが、仕事量の増大による長時間労働が問題となっています。

 

そのため、建設業界でのも課題解決のために、様々な対策がとられているのです。

その一つが、建設DXとそれを支援する建設ディレクターという職域です☆

各種問題解決のカギは、生産性向上、業務の効率化。

建設業界にも昔とは違って、様々な最新技術が取り込まれ、便利かつ効率的に仕事ができるようになってきています。

最新技術を用いることで、省力化、また体力的には劣っている女性でも活躍することができるのです。

実際に私も女性なので、男性に比べ体力には自信がありませんが、

最新技術を身に着けた状態だと、自信をもって建設業界で働くことができると思っています!

 

江口組が取り組んでる建設DXの取組みをご紹介

江口組では、現在2名の建設ディレクター(女性)が在籍しています。

普段、どのような業務をしているのか、とある現場を事例にご紹介します☆

【地方道改築(防災安全)工事(改良工その2) 主要地方道小松辰口線】

①ドローンを使った起工前測量

ドローンに付いているカメラで、上空から点群データを取得します。

従来の測量に比べてかなりの時短・省力化になり、詳細なデータが取れます。

 

②点群データ処理

ドローンで取得したデータをパソコンに取り込みます。

一見普通の写真に見えますが、1つ1つの点に座標と色のデータが入っている点の集まりでできてます。

 

③3次元設計データの作成

設計図を基に、CADで3次元の設計データを作ります。

道路の完成形のイメージが付きやすくなりますよね(#^^#)

 

④現況(点群データ)と設計(3次元データ)を重ね合わせる

②と③のデータを重ね合わせることで、現状と完成形の違いがハッキリとわかります。

 

⑤土量の計算

④のデータを使って、工事に必要な土量の計算をします。

パソコンのボタン操作1つで、一瞬で出来ちゃいます!!

 

⑥MC(マシンコントロール)によるICT施工

3次元設計データを現場の機械に入れることで、

ほぼ自動で機械が設計値通りに現場を仕上げてくれます。

従来の施工方法だと、事前準備等にとても手間暇がかかってましたが、

ICT施工を行うことで省力化・効率化となり、生産性向上が図れます☆

 

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画面上にどこまで作業が終わったのかが色別に表示されるので、

現場管理が視覚的に分かり、効率的に行えます。

 

ご紹介したものは、あくまで一例ですが、

各現場で色々な最新技術を取り入れたりして、生産性向上に努めています!

建設業界も思っていた以上にハイテクになってるでしょ!?(#^^#)

まだまだご紹介したいモノがありますので、また次回をお楽しみに!!

現場の方の業務軽減、建設DX促進などのために、

私たち建設ディレクターは、日々新技術の習得なども含めて、今日も頑張ります!!!

 

 

 

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