現場に流れる“優しい背中”

ある日、現場に顔を出すと、ベテランの協力業者さんが若手社員に丁寧に仕事を教えてくれている場面に出会いました。

重機の音が響く中、二人の間には静かで温かい空気が流れていました。

若手社員は真剣な眼差しでメモを取り、何度も頷きながら学ぼうとしている。

ベテランさんも、まるで自分の息子のように目を細めながら、一つひとつ丁寧に教えてくれていました。

その様子を見ていると、心の奥からじんわりと嬉しさが込み上げてきました。

そしてベテランさんが、こちらに気がつきこう言ってくれました。

「江口組の若い子は素直でいいね。」

その一言は、現場の重機の音よりも力強く、心に響きました。

素直さがつなぐ、技の継承と信頼

「素直」という言葉は、実はとても深い意味を持っています。

教えてもらうときの姿勢、返事の仕方、表情、そして吸収しようとする熱意。

それらすべてが“素直さ”として相手に伝わります。

若手社員が素直に学ぼうとする姿勢は、ベテランたちの「教えたい」という気持ちを引き出します。

そしてその“素直さ”こそ、技術が継承されるための一番の原動力です。

協力業者さんと江口組の若手。

立場こそ違えど、同じ現場で汗を流し、同じゴールを目指して働く仲間です。

ベテランさんたちは、長年の経験から危険予知の勘や作業のコツを熟知しています。

若手は、まだまだ未熟でも吸収力が抜群で、新しい技術への順応も早い。

この二つが合わさると、現場は驚くほどスムーズに進みます。

お互いがお互いを補完し合い、まるで家族のようなチームワークが生まれていく。

私はその関係性を何より大切にしたいと思っています。

技術は道具から学べるけれど、

心は“人からしか学べない”からです。

立場を超えたチームが、強い現場をつくる

江口組の現場が成り立つのは、協力業者さんの存在があってこそです。

どれだけ技術が進歩しても、どれだけ機械化が進んでも、

最後に現場を動かしているのは“人”です。

だからこそ、信頼関係は何よりの基盤になります。

ベテランさんが若手に仕事を教え、若手が素直に吸収する。

教えられた若手は、次の現場で別の協力業者さんに礼儀正しく挨拶をし、丁寧に作業を進める。

その積み重ねが、江口組全体の信頼へとつながっていきます。

現場は、ただものをつくる場所ではありません。

人が育ち、人をつなぎ、人が輝く場所です。

そして、その中心にあるのは “立場を超えた仲間” の存在。

ベテランも若手も、協力業者も江口組も関係なく、
一つの現場をつくる仲間としてお互いを尊重し合う。

その文化があるからこそ、江口組の現場は温かく、強いのです。

最後に、もう一度伝えたいことがあります。

「江口組の若い子は素直でいいね」

この言葉は、会社にとって最高の褒め言葉です。

現場で頑張る全ての仲間がつくった信頼の証。

そして何より、若手が努力しているという何よりの証明です。

これからも、技術以上に大切な“人としての姿勢”を大切にし、

みんなで強い現場をつくっていきたいと思います。

心からありがとうと言いたいです!

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

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