採用できたら、それで終わりではない

採用活動をしていると、

会社説明会をして、

面接をして、

内定を出して、

「よかった、採用できた」

となりがちです。

もちろん、内定を出せたことは嬉しいことです。

先日の江口組の内定式でも、来年4月から仲間になってくれる高校生2人を迎えることができました。

でも僕は、採用ってそこで終わりではないと思っています。

むしろ、

採用した後からが本当のスタート。

入社までどう関わるか。

入社したあと、どう育てるか。

困ったときに相談できる人がいるか。

仕事を覚えるだけでなく、会社に少しずつなじめる環境があるか。

そこまで含めて採用だと思っています。

入社前の不安を、少しでも減らしておきたい

特に高校生採用の場合、内定から入社までには時間があります。

その間に、

「仕事についていけるかな」

「先輩とうまくやれるかな」

「何を準備しておけばいいんだろう」

そんな不安が出てくると思います。

会社側からすると、

「心配しなくて大丈夫」

と言いたくなります。

でも、そのひと言だけでは不安が消えないこともあります。

だから江口組では、内定式にも入社3年目までの若手社員に参加してもらっています。

式が始まる前には、内定者に声をかけて緊張をほぐす。

内定式が終わってからは、

「先輩と話そう!」

という時間もつくっています。

入社までに何を準備したのか。

最初は何が大変だったのか。

仕事はどんな感じなのか。

年の近い先輩だからこそ話せることを、ざっくばらんに聞いてもらいます。

こういう時間を見ていると、

採用って、会社を選んでもらうだけじゃないんだなと思います。

選んでもらったあとに、安心して入ってきてもらえる準備をする。

それも会社の大切な役割です。

入社後に「この会社でよかった」と思ってもらえるか

どれだけ採用活動を頑張っても、

入社した人がすぐに不安になったり、

孤立したり、

相談できないまま悩んでしまったら、

それは会社として反省しないといけません。

採用のゴールは、

「何人採用できたか」

だけではないと思います。

入社して、

仕事を覚えて、

仲間ができて、

成長して、

その人自身が、

「この会社に入ってよかった」

と思えること。

そこまでいって初めて、採用活動が実を結んだと言えるのかもしれません。

もちろん簡単なことではありません。

会社も完璧ではないし、社員一人ひとりに合う関わり方も違います。

だからこそ、

入社前から少しずつ関係をつくる。

入社したら、仕事を教えるだけではなく声をかける。

若手同士で話せる機会をつくる。

困ったときに相談できる空気をつくる。

そういうことを一つずつ積み重ねるしかないと思っています。

人を採用することと、人を育てることは別々ではありません。

採用した人が育つところまで考えてこそ、本当の採用活動。

先日の内定式で、若手社員たちが内定者に寄り添っている姿を見ながら、改めてそう感じました。

来年4月には、2人の新しい仲間が入ってきます。

最初から何でもできなくていい。

失敗もするでしょう。

分からないこともたくさんあるでしょう。

そのときに、

「聞いていい」

「助けてもらっていい」

と思える会社でありたい。

そして数年後には、今回迎えられた2人が、今度は新しい後輩を迎える側になってくれたら嬉しいです。

人を採用する会社から、人が育つ会社へ。

江口組も、そこを目指していきたいと思っています。

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