会社を良くしたいと思うと、つい大きなことを考えたくなります。
新しい制度をつくる。
組織を変える。
評価制度を見直す。
新しい仕組みを導入する。
もちろん、どれも必要なことです。
江口組でも、会社をもっと良くするために、いろんなことに取り組んでいます。
でも最近、改めて思うことがあります。
会社を本当に変えていくのは、大きな改革よりも、毎日の小さな約束を守ることなんじゃないか。
そんなことを感じています。
決めたことを、本当にやれているか
会議では、いろんなことを決めます。
「面談をやろう」
「もっと現場で声をかけよう」
「若手に仕事を任せよう」
「安全についてもう一度確認しよう」
その場では、みんな「やろう」と思っています。
でも、忙しくなると後回しになってしまう。
気づいたら、
「そういえば、あれどうなった?」
ということもあります。
これは僕自身も同じです。
社長だからといって、決めたことを全部完璧にできているわけではありません。
だからこそ最近は、
「何を決めたか」より、「決めたことを本当にやったか」
の方が大事だと思うようになりました。
信頼は、小さな約束の積み重ね
例えば、
「来週、話そう」
と言ったら、本当に話す。
「困ったら相談して」
と言ったなら、相談されたときにちゃんと聞く。
「この仕事を任せる」
と言ったなら、途中で全部取り上げない。
そんな一つひとつです。
どれも派手ではありません。
会社の売上が一気に上がるわけでもない。
でも、こういう小さな約束が守られると、
「あの人は言ったことをやる」
「この会社はちゃんと向き合ってくれる」
という信頼につながっていくと思います。
逆も同じです。
どれだけ立派な方針を掲げても、
言っていることと、やっていることが違えば、少しずつ信頼はなくなっていく。
会社の文化って、もしかするとこういうところからできていくのかもしれません。
会社づくりは、派手じゃなくていい
経営をしていると、
「何か新しいことをしなきゃ」
と思うことがあります。
もちろん変化は必要です。
でも、新しい制度をつくる前に、
今決めていることをちゃんとやれているか。
まずそこを見直すことも大切だと思っています。
挨拶する。
返事をする。
約束した時間を守る。
面談をやる。
会議で決めたことを実行する。
困っている人がいたら声をかける。
一つひとつは小さい。
でも、それをみんなが積み重ねたら、会社は確実に変わると思います。
大きな改革を一発当てるより、
小さな約束を100個守る会社の方が、強い。
僕はそんな気がしています。
江口組も、まだまだできていないことがあります。
だからこそ、まずは自分から。
言ったことをやる。
決めたことを続ける。
できなかったら、そのままにせず、またやり直す。
会社づくりに魔法はありません。
でも、小さな約束を守ることなら、今日からできます。
会社を変えるのは、大きな改革より、小さな約束の積み重ね。
そんな会社づくりを、これからも続けていきたいと思います。