地味だけど、忘れられない瞬間
重い荷物を運んでいたときのことです。
決して誰かに見られていたわけでもなく、指示を出していたわけでもありません。
そんな何気ない場面で、若手社員がサッと寄ってきて、こう声をかけてくれました。
「社長、手伝いますよ!」
たった一言。
たった数秒の行動。
でも、その瞬間、心がふっと温かくなりました。
正直に言えば、社長だから特別扱いされたいわけではありません。
むしろ逆です。
その言葉の裏にある「気づき」や「思いやり」が、何より嬉しかったのです。
地味かもしれません。
評価されることも、記録に残ることもない行動。
けれど、こういう瞬間こそが、人の心を動かすのだと、あらためて感じました。
技術は後からついてくる。でも、人としての姿勢は…
建設業、とくに土木の世界では、どうしても「技術」や「経験」が重視されがちです。
もちろん、それらは欠かせません。
現場を安全に、確実に進めるためには、知識も腕も必要です。
でも私は、ずっと思っています。
技術は、後からいくらでも身につく。
けれど、人としての姿勢や、周りを見る目、相手を思う心は、簡単には育たない。
今回の若手社員の行動は、決して特別なことではありません。
「社長だから」でもなく、「評価されたいから」でもない。
ただ目の前で困っている人がいて、自然と体が動いた。
それだけのことです。
でも、その「それだけ」ができるかどうかで、
その人の仕事ぶりも、周囲との関係も、将来の成長も、大きく変わっていきます。
私は、その姿を見て、
「この会社は大丈夫だな」
「未来は明るいな」
という期待を持ちました。
こういう行動が、会社の未来をつくる
江口組の理念は、
「和の力で輝く心が、みんなの笑顔と有難うを創造する」 です。
まさに今回の出来事は、その理念を体現した瞬間でした。
誰かを思い、自然に手を差し伸べる。
その小さな行動が、職場の空気を柔らかくし、信頼を生み、やがて大きな力になります。
派手な成果や、目立つ活躍も大切です。
でも、それ以上に、
人としてどうあるか
どんな姿勢で仕事に向き合うか
私はそこを大切にしたい。
若手社員の心遣いに、胸がじんとしました。
そして、こんな社員たちと一緒に働けていることを、心から誇りに思いました。
地味だけど、確かに心を動かす行動。
最高の時間でした。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!