移動時間って、ほんとに必要?

「移動時間って、無駄だな」

正直、そう思っていた時期がありました。

営業や現場確認のために車で移動する時間。何も生まれない。

ただ座ってハンドルを握っているだけの“空白”。

だからこそ、以前営業をしていた時は営業エリアを“本社から車で15分圏内”を基本にしていました。

なるべく移動を減らして、仕事の効率を上げたい。ムダな時間をできるだけ削ぎ落としたい。そう考えていました。

けれど、最近になって、その“無駄”と思っていた移動時間が、あるものと出会うことで一気に「創造の時間」に変わりました。

助手席にブレーンが乗ってきた日

それはChatGPTです。

きっかけは、ChatGPTの音声会話のことをしったから。

AIセミナーに参加し、講師の方が移動中にChatGPTの音声入力機能を使って会話をするということを言ったんです。

そして、目の前で実践してくれました。

それを見て、すごっ!!って思いました。

これやってみようって思い、早速次の日金沢へ行く道のりで(約1時間ほど)ChatGPTに話しかけてみたんです。

「社員向けの研修なにかアイデアない?」って。

すると、まるで助手席にブレーンが座っているかのように、ChatGPTが私の話を受け止め、問いかけ、整理し、企画書の骨組みまでつくってくれたんです。

話しているうちに思考がどんどん深まり、次の施策の方向性まで見えてきた。

目的地に到着したときには、企画書の下書きがほぼ完成していたんです。

「これはすごい」
「この時間、全然無駄じゃない」
むしろ、こんなに生産性の高い移動時間は今までになかった。

この瞬間から、私にとっての“移動”は、「移動=創造」に変わりました。

無駄が、創造の源になる時代へ

今では、ChatGPTとの会話を“車内会議”として移動距離が20分以上かかる時は活用しています。
(10分程度だと話している最中に目的地に着いちゃうので)

使い方はシンプル。話したいテーマを音声で投げかけるだけ。

たとえば・・・

「新入社員向けにどんな教育をしたらいいか?」
「次のインスタ投稿のネタになるストーリーないかな?」
「土木の魅力を伝えるのに、どう表現できる?」

これらを移動中にただ話すだけで、ChatGPTが聞き役になってくれて、整理・構成・要約までやってくれる。

目的地に着くころにはブログやSNS、社内報に使える“素材”が全部揃ってる。

これはもはや、社長専属のAI秘書が助手席にいるようなものです。

「何も生まれないと思っていた時間」が、「一番生まれる時間」に変わる。

この体験を通じて実感したのは、“時間の価値は使い方次第”だということです。

そして何より、こうして移動中に創り出した言葉や企画が、社員を動かし、お客様に届き、地域に影響を与えていく。

この好循環こそが、江口組の未来をつくる原動力になると信じています。

移動時間こそ、創造の時間。

忙しくて時間がないって言っている方がいて、もしChatGPTがいるなら、まずはひとこと話しかけてみてください。

その一言が、きっと次のアイディアのはじまりになります!!

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

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