先週終わったばかりのお旅まつり

先週、小松市の春の風物詩「お旅まつり」が終わりました。

あれから1週間が経ったけど、まだお旅まつりの余韻にひたっています。

目をつむると、あの賑やかな祭りの音や雰囲気が頭の中をかけめぐっています。

お旅まつりは、子供の頃から大好きな行事で特別な存在なんです。

小松に初夏を告げる伝統行事として、毎年の開催を心待ちにしていました。

大人になって、子供の時のように関わる機会は少なくなりましたが、どこかそわそわしてしまいます。

屋台のにぎわい、獅子舞の躍動、そして曳山囃子のリズム。

そのすべてが、高揚感と重なって、今でも心を躍らせてくれるのです。

子供獅子に参加した、かけがえのない経験

小学生中学生の頃は、子供獅子の一員としてこのまつりに参加しました。

あのときの緊張感、誇らしさ、地域の人たちからの拍手や声援。

そのひとつひとつが、私の地元愛の原点になっている気がします。

獅子頭の重さ、暑さ、動きの難しさ…。

子供には大変なことも多かったですが、それ以上に「自分がこの町の一員として、大きな行事に関われている」という感覚がうれしくてたまりませんでした。

大人になった今は、見る立場・支える立場としてまつりに関わることが多くなりましたが、あの頃と変わらないのは、お旅まつりが小松の人の心をひとつにする力を持っていることです。

準備に関わる町内会の皆さん、伝統を守るために動く担い手たち、そして、楽しみに見に来る地域の子どもたちや家族連れ。

まつりがあることで、小松という街全体に一体感が生まれ、「和」が育まれていく。

この光景を毎年見られることが、本当に幸せだなと感じます。

文化がつなぐ、地域の未来へ

お旅まつりのような地域の祭りは、一度失われたら元に戻すのが難しい、かけがえのない文化です。

今の時代、効率や合理性が重視されがちですが、「非効率な営み」にこそ、人の温もりと地域の絆が詰まっていると私は思います。

獅子を担ぎ、曳山を引き、太鼓を打ち鳴らす姿には、単なる伝統以上の“想い”が込められている。

江口組としても、地元・小松のインフラを支える企業として、このような文化とともにある町に貢献していきたいと強く思います。

土木の現場も、まつりの現場も、人がつながり、力を合わせて成し遂げるもの。

「和の力」があってこそ、未来につながっていく。

そして私は今も、先週終わったばかりのお旅まつりを、まだ胸の中で繰り返し思い出しています。

「あぁ、また来年が楽しみだな」
そんなことを思いながら、来年もあの太鼓の音に包まれ、獅子の動きに魅了される春を迎えられるよう、日々の仕事に励んでいきたいと思います。

 

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