数字と感覚の両輪で進む経営
経営判断において、数字を見ることは欠かせません。
数字は客観的なデータを提供し、現状を正確に把握したり未来を予測したりするための重要なツールです。
しかし、それだけでは十分ではないとも感じています。
感覚的な判断もまた、経営において大切な役割を果たします。
特に、経験や直感に基づく感覚的な判断は、数字には表れない要素を捉え、未来への可能性を見出す力があるからです。
実は僕自身、数字を見ることがありますが、決断する時はどちらかといえば感覚的な判断が多いタイプだと思います。
これまでにも、感覚を頼りに決断を下し、後からその選択が正しかったと実感することが多々ありました。
広報部設立は
その感覚的な判断のひとつの例が、2024年4月に広報部を設立した決断です。
地方の建設会社、それも江口組のような規模の会社が広報部をつくることに対しては、「大丈夫か?」という意見や反対に近い声も少なからずありました。
でも、これまでSNSの発信や自社イベントの開催などの経験から「これをやれば価値がある」と直感的に感じ、設立を決断しました。
広報部の設立から半年が経過しましたが、実際に採用活動においてはすでに大きな影響を及ぼしています。
江口組の仕事は公共工事がほぼ100%を占めており、広報活動が直接売上に繋がることはありません。
それでも、広報活動を通じて公共工事に対する人々の見方が変わり、以前よりも良い方向に向かっていると感じています。
これもまた、数字では測りきれない肌感覚です。
採用活動においても、SNSや地域活動を通じて江口組の魅力を発信することで、就活生とのつながりが深まり、新たな人材が集まりやすい環境をつくることに成功しつつあります。
広報部が拓く未来
広報部の可能性は、ブランディングや採用だけに留まりません。
地域社会との連携を強化し、社員のモチベーションを向上させ、さらには業界全体のイメージを向上させる役割を期待しています。
たとえば、社員たちが工事現場で一生懸命に頑張っている姿を広報活動で発信することで、社内の士気を高めるとともに、地域社会からの信頼を得ることができると考えています。
また、土木の魅力や価値を広く発信することで、業界に対するポジティブなイメージを構築するきっかけになるかもしれません。
広報部は設立からまだ半年と短い時間しか経っていませんが、その可能性は無限大に広がっていると感じています。
成果をすぐに出すことを求めるのではなく、長期的な視点で活動を継続していくことが大切です。
江口組の「和の力で輝く心が、みんなの笑顔と有難うを創造する」という理念を広報活動を通じて体現し、地域や社会、そして建設業界全体に良い影響を与える存在を目指していきたいと思います。
広報部を通じて江口組そして土木業界の価値をさらに高め、未来へ向けた可能性を追求し続けます。
これからも挑戦を続け、広報部の存在意義を証明していきたいと思います!
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