おはカレー様です。
昨日、一昨日はStayHomeの週末でした。
出かけたのは、安宅の海までランニングしただけのカレー王子こと江口組4代目の江口充です。
僕のランニングコースには歌舞伎勧進帳の舞台「安宅の関」があります
いつものランニングコース。
自宅から梯川の堤防を走り、安宅の海まで行って、また堤防を戻り自宅に帰ってくる。
これが僕のランニングコース。大体8km弱ほどあります。
このランニングコースの折り返し地点、安宅の海周辺には僕の好きな場所がたくさんあります(^^)
難関突破の安宅住吉神社、いくお会定例会の場所八重ちゃん、いくお会の郁雄さんの木下造船所、そして歌舞伎勧進帳の舞台である安宅の関。
それと海を眺めたりと、とてもいい場所です安宅は!
勧進帳は歌舞伎十八番と言われ、市川海老蔵が市川団十郎を襲名する市川家のお家芸とされてます。
今年2月には市川海老蔵が小松で弁慶を演じた勧進帳の歌舞伎が上演されました。
その舞台の安宅の関がある、安宅はけっこう凄い場所やなって小松市民としては思っています!
智仁勇の心は日本人の礎。今この時この心が大事やな
安宅の関には、勧進帳に出てくる弁慶、冨樫、義経の銅像があります。
勧進帳は、源頼朝に追われた義経一行が奥州へ逃れる旅をしている時に冨樫が番人をしている関所の安宅の関を通る様子を舞台にした歌舞伎です。
この3人の心を表した「智仁勇」という言葉が有名です。
智:弁慶の知恵
仁:冨樫の情け(優しさ)
勇:義経の勇気
この銅像の横にある石碑にはこう書かれています。
「智は弁慶の知恵、仁は冨樫の情け、勇は義経の勇気であり我国古来の国民性の美しさを端的に表している言葉である」
智仁勇は国民性の美しさ。
なんかいいですよね!日本人として大事な心です。
そして、昨日初めて発見したのですが、こんな歌が書かれていました。
「嗚呼住の江の行き逢ふは 私心離れた三つの大霊 智、仁、忍勇の鑑とて 永遠に輝く国の礎」
なんかこの歌を読んでいいな〜って思った!
今コロナ騒動で、ニュースやネットを見ると自分がよければいいって行動している人をよく見ることがあります。
こんな時こそ、日本人の礎「智仁勇」の心を大事にして欲しいなって思いました。
私心を離れた「智仁勇」だからこそ大事なんです。
幕末。黒船が襲来し、日本が大騒動になった時、下手すると日本は欧米諸国に乗っ取られていたかもしれない時に、私心を捨て国のために奔走した幕末の志士たちのおかげで日本はあります。
その時と同じような難局がコロナによって起こっていると思います。
これを乗り越えるために私心を離れた心こそ、大事だし、みんなで一丸となって乗り越えることが必要です。
智仁勇は日本人の礎。この心で世界を牽引する時かもしれませんね!
安宅の関はどこにあるの?
安宅の関は小松市の安宅にあります。
小松空港から車で5分ちょっと。小松インターからも車で5分。小松駅からは車で10分。
ぜひ安宅の関で日本人の礎を感じてみてください!!
近くには日本で唯一の難関突破の神社「安宅住吉神社」があります。
ぜひこの神社でも難関突破の祈願するのもいいですよね!!