サッカーを始めた原点

僕が小学生の頃、サッカーを始めたきっかけは漫画『キャプテン翼』でした。

主人公の翼くん、そして岬くんの華麗なプレーに胸を躍らせ、「自分もこんなふうにボールを操れるようになりたい」と憧れを抱いたのです。

漫画を読み夢中になってボールを追う姿に感化され、気づけば毎日、学校から帰るとグラウンドや公園でボールを蹴っていました。

ドリブルの真似をしたり、シュートフォームを繰り返し練習したり。

漫画の世界に出てくるプレーを現実で再現できるかのように挑戦し続けたあの頃の情熱は、今でも鮮明に覚えています。

「キャプテン翼」がなければ、僕のサッカー人生は始まっていなかったかもしれません。

「ボールは友達」が教えてくれたこと

作品の中で翼くんが語った有名な言葉があります。

それが「ボールは友達」という一言です。

この言葉は単なるキャッチフレーズではなく、子どもの頃の私にとって大切な価値観を育んでくれました。

「ボールはただの道具ではなく、仲間のように大事に扱うもの」

そう思えるようになってから、自然とボールを粗末にしなくなり、毎日の練習にも丁寧さや愛着を持つようになりました。

そしてこの考え方は、サッカーにとどまらず、今の仕事にも通じています。

建設業で使う道具や機械も、単なる「物」ではなく、仲間と共に現場を支える存在です。

安全に、確実に、そして誇りを持って扱う。

その意識は「ボールは友達」という言葉から学んだ姿勢そのものです。

さらに言えば、「ボール=仲間」という考え方は、人間関係にも広がっていきました。

仲間を大切にする心、共に挑戦し成長していく姿勢。小学生の頃に漫画から学んだことが、今の自分の根っこになっていると感じます。

憧れが未来をつくる

小学生の時に夢中になった『キャプテン翼』

あの作品が与えてくれた「憧れ」は、ただサッカーを始めるきっかけになっただけではありません。

「憧れを原動力にすれば、人は努力を惜しまなくなる」という大切なことを教えてくれました。

翼くんや岬くんのようになりたい一心で、ボールを蹴り続けた日々。

その経験は、努力を楽しむ姿勢や、仲間を大切にする心につながり、今も私の生き方に息づいています。

仕事でも同じです。

理想とする先輩や尊敬する人物に憧れることで、自分もそうなりたいと努力できる。

その積み重ねが、やがて自分自身の成長となり、次の世代に夢や目標を与える存在になるのだと思います。

「ボールは友達」という言葉は、今も私の中で生きています。

それは、仲間を大切にする姿勢であり、仕事道具を誇りを持って扱う心であり、そして夢や憧れを原動力にして未来を切り拓く力でもあります。

これからも、あの時に胸を熱くした憧れを忘れずに、仲間と共に、道具と共に、未来をつくる挑戦を続けていきたいと思います。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

関連記事、人気記事はこちら!

「キャプテン翼の作り方」キャプテン翼で育ちました。

「サッカー少年が社長になった理由」〜現場とゴール前は似ている!?〜

サッカーと街と熱狂と。20年前のヨーロッパで感じたこと

がんばれツエーゲン!!今年初めてのサッカー観戦

釜本邦茂さんに学んだ“蹴る力”

江口組の採用についてもっと知りたい方へ

一緒に働いてみませんか?新卒・中途で募集中です。 詳しくはこちらを御覧ください!