ストレス社会の中で、自分の整え方を持つということ
毎日、仕事や人間関係に追われる中で、「なんか最近、心が重いな」と感じることってありませんか?
僕もあります。というか、しょっちゅうあります(笑)
社長という立場にいると、「いつも前向きで元気!」と思われがちですが、実はそうでもない。
人の悩みも抱えるし、自分の悩みも尽きない。
言葉ではうまく言えないけど、心がモヤモヤすること、正直たくさんあります。
でも、そんなときにこそ大切なのが、「自分なりの整え方を知っておくこと」。
心の調子が崩れかけたとき、自分自身をどうリセットし、もう一度前に進める状態に戻せるか。
それがあるかないかで、その後の動き方がまったく変わってくると思うんです。
僕のストレス発散法=とりあえず走る
で、僕の場合、その整え方が「走ること」
そう、ランニングです。
ストレスがたまってるなーと感じたら、走ります。
朝でも夜でも、仕事帰りでも、時間を見つけて走ります。
距離は関係ありません。
ガチで走る日もあれば、ただゆっくりジョグするだけの日もある。
でも、不思議と「汗をかく」と、悶々としていたことがスーッと流れていくんですよね。
頭の中が軽くなる感覚というか、「まあ、いっか」「とりあえずまたやってみようかな」って気持ちになれるんです。
そして、これもよくある話なんですが、走ってるときに、ふっといいアイデアが出てくることがあるんです!
たとえば・・・
「この人への伝え方、こうしてみようかな」
「次の企画、こう切り口を変えたら面白くなるかも」
「この一言、ブログに書こう(笑)」
みたいな感じで、頭の中の糸がスッとほぐれる瞬間があります。
これ、理屈じゃなくて体感です。
だからこそ、僕は人に「ランニングおすすめです!」って自信を持って言えます。
走ることで見えてくる、もう一歩前へ進む力
ランニングって、ただの運動じゃないと思うんです。
それは、心と体を整える“手段”であり、“時間”であり、“距離感”だと思っています。
走っている間は、誰とも話さなくていい。
答えを出さなくていい。
ただ、自分の足音と呼吸に耳を傾けているうちに、心がフラットになっていく。
そして、走り終えたあとにふと立ち止まって深呼吸すると、「よし、もう一回がんばるか」って自然と思えるんです。
この感覚は、仕事にも通じています。
忙しくても、思うようにいかなくても、ときどき“自分を整える時間”をつくることが、結果的にいい仕事につながる。
僕にとっては、それが「走ること」だったというだけの話。
だからもし、最近ちょっと疲れてるな、とか、モヤモヤが晴れないな、という方がいたら、ぜひ一度、軽くでいいから走ってみてほしいんです。
走るのが苦手なら、歩くでもOK。
外に出て、風を感じて、体を動かしてみる。
それだけで、きっと何かが変わると思います。
「社長って、ストレスたまらなそうですね」と言われたことがあります。
いやいや、めっちゃたまってますから(笑)
でも、走ることを通じて、少しずつそれを整えながら、今日もまた、社員のことを考え、現場のことを考え、未来に向けて一歩一歩進んでいます。
走ることに、特別な道具はいりません。
靴さえあれば、どこでも始められる。
だからこそ、誰にでもできる、心と体のリセット法としておすすめです。
今日も、モヤモヤしたら、ちょっと走ってみます。
そしてまた、前を向いていこうと思います。