なぜ3ヶ月で判断してしまうのか
「3ヶ月やったけど、問い合わせ増えてないね」
「フォロワーもあまり伸びてないよね」
こんな会話、よく聞きます。
社長としては当然です。
投資している以上、結果を見たい。
スピードは経営の武器です。
でもね。
SNSだけは、
その“スピード感”が裏目に出ることがあるんです。
なぜか。
SNSは広告ではないから。
SNSは“関係づくり”という時間のかかる仕事
広告は「今すぐ買ってください」と言える。
でもSNSは違います。
SNSはまず、
発信する
↓
信頼が生まれる
↓
関係ができる
↓
選ばれる
この順番。
いきなり「成果」を求めると、
このプロセスを飛ばしてしまう。
すると何が起きるか。
発信が
“価値の共有”から
“売り込み”に変わる。
これ、空気で伝わります。
人は売り込まれると離れる。
でも、信頼できる人からは買う。
SNSは、
見込み客を集める場所ではなく、
“未来のお客さまと出会う場所”。
関係ができると、
価格で比較されにくくなる。
多少のミスは許される。
応援してもらえる。
これが本当の成果です。
でも、それには時間がいる。
社長に必要なのは「信じて続ける力」
忍耐というと、我慢のように聞こえる。
でも違います。
必要なのは、
信じて続ける力。
数字が動かなくても、
「今は土づくりの時間だ」と言えるか。
社内で不安が出ても、
「大丈夫、続けよう」と言えるか。
この一言で、担当者の心は守られる。
SNSはテクニック勝負ではありません。
覚悟勝負です。
急げば急ぐほど、関係は浅くなる。
待てる会社ほど、関係は深くなる。
そして面白いのはここ。
深い関係ができた会社は、
ある日、突然伸びる。
それは偶然じゃない。
積み重ねの結果です。
SNSは即効薬じゃない。
発酵食品みたいなもの。
時間はかかる。
でも、熟成すると強い。
社長が焦らず、
信じて続けられる会社だけが、
本当の成果にたどり着く。
SNSで問われているのは、
マーケティング力ではなく、
経営者の器かもしれません。