数字に追いかけられる日
最近、SNSのアルゴリズムが変わって、インプレッションが激減しました。
こういうとき、心がざわつきますよね。「何かやらかした?」「投稿の質が落ちた?」って。
そして気づくと、頭の中が数字のことでいっぱいになる。どうやって戻すか、何を変えるか、何時に投稿するか。まるで点数を取り返すゲームみたいに。
正直に言うと、僕も同じでした。
本当は「届けたいこと」があるのに、いつの間にか「届いた数」だけを追いかけてしまう。数字は便利だけど、便利すぎて人の顔が消えるんです。
いつの間にか、画面の向こう側が“人”じゃなくて、“アルゴリズム”になっていた。
「モノを売るな!体験を売れ!」に立ち返る
先月から社員のみんなと改めて『モノを売るな!体験を売れ!』を学び直して、ハッとしました。
大事なのは、数字じゃない。アルゴリズムでもない。
届ける相手の人生が、ほんの少しでも前に進むかどうか。ここなんですよね。
商品やサービスって、結局「体験の箱」なんです。
それを通して、ワクワクしたり、安心したり、「これでいいんだ」って肩の力が抜けたり。
そういう体験を差し出せているか。
つまり、投稿のゴールは「伸びること」じゃなくて、「相手の心に小さな灯りを点けること」
SNSは、評価される場所じゃなく、誰かの人生にそっと関わる場所。
たとえば夜中に不安でスクロールしている人。仕事に疲れて「もう無理かも」って思っている人。
その人に、ほんの一言でも「大丈夫」って渡せたら、それはもう十分に価値がある発信です。
そしてもうひとつ。
少なくてもいい。派手じゃなくていい。
でも、ちゃんと届く。ここを大事にしようと思いました。
“広く届く”より、“深く残る”。僕はこっちが好きです。
少なくても届く発信を、今日から
じゃあ、どうやって「ちゃんと届く」に戻すのか。答えはシンプルです。
投稿を作るとき、最初に見るのは数字じゃなくて「一人の顔」。
この投稿は、誰の不安を軽くする?
誰の背中をそっと押す?
誰に「それでいいんだよ」って言ってあげたい?
それが決まると、言葉が変わります。温度が変わります。
そして、発信が“売り物”じゃなく“手紙”になります。
アルゴリズムは変わる。空気も変わる。流行も変わる。
でも、人が「安心したい」「ワクワクしたい」「認められたい」って思う気持ちは、そんなに変わりません。
だから、これからも続けます。
少なくてもいい。派手じゃなくていい。
でも、ちゃんと届く発信を。
誰かの明日が、ほんの少し前に進むように。