学びの場で出会った“未来への視点”

新建新聞社さんが主催する「地域建設業次世代経営者の“集い”」。

そのタイトルのとおり、これからの建設業界を担う若手・次世代の経営者が集う場でした。

私もその一員として参加しましたが、まず感じたのは「学びが深い」ということ。

建設業界は、人口減少・担い手不足・デジタル化・価格高騰…
課題が多いと言われて久しい業界です。

しかし、このセミナーではその課題を“悲観的に語る”のではなく、
「どう解決していくか」
「未来をどう創っていくか」
という前向きな議論が中心でした。

講演やディスカッションの中では、現場改善のヒント、働き方改革の可能性、地域に根ざす企業としての役割、そしてSNSをはじめとする情報発信の重要性など、どれも明日から実践したくなる学びばかり。

私はたくさんメモを取りながら、何度もうなずいていました。
「そうだ、私たちにもできることがある」
そんな気づきが心に積み重なっていきました。

熱い志が交わるとき、言葉に力が宿る

そして何より印象に残っているのは、参加者皆さんの“熱量”です。

建設業の未来を本気でよくしたい。
地域をもっと元気にしたい。
会社を強くし、社員を幸せにしたい。

どの方と話しても、その根底にある想いは同じでした。
だからこそ、自然と話は深くなるし、どんどん熱くなる。

普段、同業者とここまで踏み込んだ話ができる機会は多くありません。
「実はこんなことを始めていて…」
「うちはここが課題で、どう打開するか考えていて…」

そんなリアルな話を互いにシェアできるのは、
“同じ志を持つ者同士”だからこそ。

気づけば私は、話をしていてワクワクしていました。

なぜなら、「建設業にはまだまだ希望がある。変われる。」
そう確信できたからです。

この業界をより良くしたいという気持ちは、全国どこに行っても同じ。
それを再確認できた時間でもありました。

建設業の未来は、私たちがつくる

セミナーを終えて帰る道すがら、ふと気づきました。

私は今日、
“仲間”に出会ったんだ
ということに。

同業でありながら競争相手という枠を超え、
地域建設業の未来を本気で考え、
同じ視点で悩み、喜び、動き出している人たち。

その存在は、何よりも心強いものでした。

今回のセミナーは、知識や情報を得るだけの場所ではなく、
「自分ももっと頑張ろう」
そう思える背中を押してくれる場所でした。

これからの建設業には、旧来の枠を越えた挑戦が求められます。
DX化、人材育成、働き方、ブランドづくり、情報発信…。

でも、今日出会った皆さんを見て、確信しました。
未来は明るい。
なぜなら、志を持つ次世代が動き始めているから。

学びを明日につなぎ、会社で実践し、地域へ還元し、業界全体を良くしていく。

私もその一人として、
江口組の社長として、
地元・石川の建設業の一員として、
これからも挑戦を続けていきます。

新建新聞社さん、そして参加されたすべての皆さん、
本当にありがとうございました。

心が熱くなる、素晴らしい一日でした。

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