ニュースを見て、ふと思ったこと

新年度が始まったばかりの今だからこそ、ひとつのニュースが目に留まりました。

「退職代行の依頼が、新年度早々に急増。しかも、その3割が新入社員だった」と。

正直、驚きました。

時代の流れなのかもしれません。

最初は僕も、この数字を「最近の若い子は…」思ってしまったのも事実です。

でも、考えてみると、それだけじゃないなって思ったのです。

もしかしたら、就活生に「仕事のリアル」が伝わってないのではないのか。

企業側に、まだまだ伝え方の工夫が必要なんじゃないか。

そんなことを、改めて考えさせられました。

しんどい。でも、それだけじゃない

江口組の仕事である「土木」。

この仕事、正直に言って、楽ではありません。

夏は暑いし、冬は寒い。

天気に振り回されることもあるし、覚えることも多い。

現場はいつだって真剣勝負。時に、厳しい言葉が飛ぶこともあります。

でもその分、得られるものも大きいんです。

暑い日には、「今日はいつもより休憩多めにしよう」と声をかけ合う。
雨が続けば、「この天気ならどう段取りを変える?」とチームで考える。
慣れない新人が戸惑っていたら、「焦らなくて大丈夫、みんな通ってきた道だよ」と励ます。

「しんどい」

でも、そのしんどいを乗り越えるから成長できるのです。

土木の現場で、何度も「人が育つ瞬間」を見てきました。

だから、就活生には「大変なこともあるよ」とちゃんと伝えることが大事だと思うし、それと同時に、「だからこそ、こうやって支えてるんだ」とも伝える。

マイナスを隠すんじゃなくて、プラスに変える姿勢を見せること。

それが、企業にとって大事なことだと思います。

そしてもうひとつ。

目の前で起きていることを、どうプラスに変えていけるか。

それも、社会人として大切なスキルなんじゃないかなって思います。

そういう力を持った人間に育っていくことが、自分自身の人生を豊かにしてくれるはずです。

伝えたいのは、“あきらめなくていい”ということ

「仕事って、しんどい。」

それは、きっと事実です。僕もそう思います。

土木はしんどいって言いましたが、土木だけじゃないです。

どんな仕事でもしんどいことはあるものです。

でも、そのしんどさの中にこそ、「人とつながること」や「成長する実感」があるのもまた事実なんです。

最初からうまくいかなくていい。迷ったっていい。

でもその時、近くに「一緒に向き合ってくれる人」がいるかどうかで、仕事の意味は大きく変わります。

僕は、そんな“誰か”でありたいと思っていますし、そんな”仲間”がいる組織が大切だと思います。

そして、江口組は、そんな“場所”でありたいと思っています。

大変なことを、大変なまま終わらせない。

それができる職場でありたい。

それを、ちゃんと伝えていける大人でありたい。

そう願いながら、リアルを伝えられるように情報発信をがんばっていきたいです!

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

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