月に一度の“成長を感じる日”

江口組では、月に一度「新入社員フォロー研修」を行っています。

これは、新入社員が現場での経験を少しずつ積みながら、その歩みを振り返り、必要な学びを深めるための大切な時間です。

昨日がその日。

3人の新入社員たちが集まり、緊張とやる気をまじえた表情が見ると、その姿を見るだけで、「ああ、今日もいい時間になりそうだな」と感じました。

毎回思うのですが、この研修は「答えを教える時間」ではなく「一緒に考える時間」です。

一人ひとりの中にある「気づきの芽」を育てることが、この研修のいちばんの目的。

今日は特にその“芽”が、ぐんと伸びたような感覚がありました。

学び合う時間の中で育まれる、気づきと変化

今回の研修で使用したのは、『スマートゼネコンマン』という本。

現場監督とはどうあるべきか、リーダーとしての姿勢とは何か

そんなことを、やさしく、でも本質的に問いかけてくれる一冊です。

「作業員の皆さんの相乗効果をどうやって出すか」
「一人一人の力を引き出す」
「人の力をうまく借りる」

本を読みながら、「これ、現場で使えるかも!」と反応する場面もありました。

また、「これまで見てなかった視点だ」とうなずきながらメモを取る姿も。

何より印象的だったのは、「自分のあり方」を言葉にしてみようというワークの時間。

少し照れながらも、それぞれが語ってくれた言葉に、胸を打たれました。

「先輩のように安心感のある存在になりたい」
「現場で誰かの“助けになれる人”になりたい」
「信頼される監督になるには、今のうちにもっと周りを見たい」

3人の言葉には、まだ未完成だけれど確かに先を見据えたやる気がみなぎっているかな感じました。

小さな変化の積み重ねが、未来のリーダーをつくる

新入社員の成長は、ある日突然グンと伸びるものではありません。

でも、小さな気づき、小さな挑戦、小さな成功の積み重ねが、確実に彼らを「現場を背負う人間」に育ててくれます。

今日の研修で得た学びや気づきは、きっとすぐに形にはならないかもしれません。

でも、それでいいんです。

むしろ、すぐに結果を求めすぎず、じっくり育っていくことが大切だと思っています。

僕自身も、若い頃にそうやってたくさん悩みながら、失敗して、立ち止まって、また挑戦して、少しずつ進んできました。

だからこそ、今の彼らを見ていると「きっと大丈夫。きっとこの子たちは、立派な監督になる」そう思えて仕方ありません。

「今日もいい時間になったな」と僕はそう感じていました。

きっと、すぐには目に見える成果は出ないかもしれません。

でも、心のどこかに残る言葉や時間が、やがて行動を変え、成長を加速させる。

それを信じて、また来月もこの“フォロー研修”を大切に重ねていきたいと思います。

3人のこれからの成長が、ほんとうに楽しみです。

そしてその成長が、江口組の未来を明るく照らしてくれると、信じています。

 

今日もブログ記事を読んでいただきありがとうございます!

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