初めての「お願いします!」
今年入社した新入社員の姿を見ていて、心が温かくなる瞬間がありました。
それは、現場で職人さんに向かって初めて「お願いします!」と声をかけたときのことです。
ほんの小さな一言。
けれども、それは新入社員にとって大きな一歩です。
緊張と不安でいっぱいの中で、勇気を振り絞って発したその言葉には、「社会人としての第一歩を踏み出したんだ」という強い実感が込められていました。
その瞬間を見られたことが、社長として本当に嬉しかったのです。
小さな一歩の積み重ねが成長になる
「お願いします!」の一言は、仕事の大きな成果や特別なスキルではありません。
けれども、成長というのは大抵の場合、このような小さなできごとの積み重ねから生まれます。
初めて挨拶できた。
初めて先輩に質問できた。
初めて職人さんに声をかけられた。
その「初めて」の一つひとつが、新入社員を確実に成長させていきます。
振り返れば、自分自身も同じでした。
若い頃は些細な一言や行動に緊張し、勇気を振り絞ることの連続でした。
だからこそ、今の新入社員の小さな挑戦がどれほど大きな意味を持つのかを理解できます。
そして、こうした“成長の瞬間”を見守ることが、経営者にとって何よりのごほうびです。
ごほうびは社員みんなの成長
この「ごほうび」は新入社員だけに限らないということです。
若手の挑戦も、中堅のさらなる成長も、ベテランが新しい役割に挑む姿も、すべてが会社にとっての財産であり、社長にとってのごほうびです。
社員一人ひとりが「できた!」を少しずつ積み重ねていく。
その姿を見られることこそが、私がこの仕事を続ける大きな原動力です。
江口組はこれからも、一人ひとりの成長を大切にしていきます。
その成長の瞬間を社員と一緒に喜び合える会社でありたい。
「お願いします!」の一言が持つ力を信じて、小さなできたを積み重ねていく。
その先に、会社の未来と社員の笑顔があると確信しています。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!
関連記事、人気記事はこちら!
「土木会社にSNSは必要ですか? 」その答えはもちろん・・・