参加企業が増える一方で・・・
先週金曜日に「いしかわ就職フェア」に参加しました。
この就職フェアは、県内企業が一堂に会し、学生たちに自社の魅力を伝える貴重な場です。
江口組としても、新しいパンフレットを準備し、これまでのプレゼンを大幅に変更して臨みました。
より多くの学生に「土木の魅力」と「江口組の強み」を知ってもらうため、採用担当のCHIKACO姉さんは熱く語る準備バッチリでした!
しかし、実際に会場に足を運んでみると、ある異変を感じました。
今回の参加企業は380社と年々増加している一方で、参加学生の数は約350名。
企業の数が学生を上回るという、これまでにない状況でした。
これはつまり、企業同士の競争が激化していることを意味します。
どの企業も優秀な学生を採用しようと必死になり、学生の注目を集めるための努力を惜しまない状況。
まさに「学生の奪い合い」とも言える状態でした。
変化する就活、求められる新たな戦略
この状況の背景にはいくつかの要因が考えられるのではないかと思います。
一つは、学生の就活スタイルが変化していること。
近年、企業説明会や採用活動がオンライン化し、対面の就職フェアに足を運ぶ学生が減っている可能性があります。
また、人口減少の影響も無視できません。企業が採用を強化する一方で、求職者の数自体が減っているのではないかと考えます。
こうした環境の変化に対応するため、江口組は従来の採用活動に加え、新たなアプローチを模索しています。
その一つがSNS発信の強化と動画の活用です。
これまで以上にYouTubeやInstagramを活用し、ショート動画や現場のリアルな姿を伝えるコンテンツを増やしていきます。
また、これまで以上に学校訪問をこまめに行うことで、学生と直接触れ合う機会を増やすことも重要です。
さらに、インターンシップや職場体験の充実、企業ブランディングの強化といった取り組みも必要です。
例えば、工業高校や大学と連携し、授業の一環として江口組の社員が講師として登壇することで、学生たちに「土木の仕事のリアル」を伝える機会を増やす。
また、社員インタビューや仕事の一日密着動画をSNSで発信し、学生が気軽に江口組の雰囲気を感じ取れるようにする。
このような工夫が、今後の採用活動ではますます求められるのではないかと思います。
ご縁を大切に、一歩ずつ前へ
確かに、今の採用市場は厳しく、大変な状況です。
しかし、だからこそ「ご縁を大切にする」ことが何よりも重要だと感じています。
たとえ就職フェアで一度に多くの学生と出会えなくても、一人ひとりの学生とのつながりを深めていくことで、江口組の魅力をしっかり伝えていく。
その積み重ねが、未来の採用につながると信じています。
今できることを一つひとつ丁寧に実行していく。
SNS発信を強化し、動画でリアルな仕事の様子を伝え、学校訪問を増やして直接対話を重ねる。
これらの取り組みを続けていくことで、必ず「江口組で働きたい」と思ってくれる人と出会えるはずです。
採用活動は、ただ人を集めるものではなく、未来の仲間とのご縁をつなぐ大切な機会です。
競争が激しくても、環境が変化しても、その本質は変わりません。
これからも、江口組らしく、独自の採用活動を展開しながら、一つひとつの出会いを大切にしていきます。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!
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