井の中の蛙からの脱却
「井の中の蛙」
まさに今回の企業訪問で痛感した言葉です。
先週、北海道音更町に本社を構えるオカモトホールディングス様を訪問させていただきました。
売上は1900億円超(2025年には2200億円を見込む)、従業員は5000人以上という、まさに巨大企業。
江口組とは比べ物にならない規模の会社でありながら、だからこそ今までにない発想や考え方に触れることができました。
特に、岡本社長のご講演から得た学びは、自分にとって衝撃と気づきの連続でした。
ここでは、その中でも特に印象に残った二つの学びを紹介したいと思います。
感性を磨くこと、個人の目標から始めること
『経営にセンスと感性を活かす』
岡本社長が強調されていたのは、「経営にはセンスが必要」という言葉でした。
社内には数多くの絵画やオブジェなどの芸術作品が並び、社員が日常的に感性を磨ける環境が整えられているというのです。
感性が磨かれることで、新しい発想や柔軟な考え方が生まれる。
さらに、海外で文化や芸術に触れることも推奨されていると聞き、「経営において感性を育てること」がいかに大切かを痛感しました。
正直に言えば、私はこれまで美術や芸術にはあまり縁がなく、「自分にはセンスがない」と思っていました。
しかし、この学びをきっかけに「美術を観ることから始めよう」と決意しました。
経営者としての自分を成長させるためにも、新しい分野に挑戦する必要があると強く感じたのです。
『個人の目標から会社を動かす仕組み』
もう一つ感銘を受けたのが、「個人や家庭の目標を先に立てる」という考え方です。
会社の目標から始めると社員にとっては「やらされ感」になってしまう。
しかし、個人や家庭の目標を明確にし、それを出発点にすることで、仕事は「自分ごと」になる。
この言葉には深く共感しました。
確かに、個人の幸せや夢とつながると、仕事は単なる義務ではなく「人生の一部」として輝きます。
この仕組みは、ぜひ江口組でも取り入れていきたいと強く思いました。
学びから挑戦へ
オカモトホールディングス様での学びは、これだけに留まりません。
・現状に満足せず新たな挑戦を続ける探究心
・人を信じて任せるリーダーの姿勢
・損失を広げないための迅速な意思決定と損切りの重要性
どれも、自分がこれから意識し実践していかなければならない大切な経営の視点でした。
訪問を終えて感じたのは、自分がまだまだ「井の中の蛙」だったということ。
しかし同時に、「できることやれることがまだまだたくさんある!」というワクワク感に満ちあふれています。
経営の規模こそ違えど、学びを活かす姿勢に違いはありません。
今回得た気づきを江口組でどう実践するか!
これが次の挑戦です。
岡本社長、そしてオカモトホールディングスの皆様、貴重な学びを本当にありがとうございました。
また企画していただいた日本経営合理化協会様ありがとうございました。
このご縁を糧に、江口組もさらに成長し、未来に向けて挑戦を続けてまいります。
今日もブログを読んでいただきありがとうございました!
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