東京マラソンへの憧れ
マラソンを始めた頃から、ずっと抱いている夢があります。
それは、東京マラソンを走ること。
ランナーにとって東京マラソンは、特別な舞台です。
国内外から精鋭が集まり、沿道には数えきれないほどの応援。東京のど真ん中を駆け抜けるあの映像を見るたび、「いつか自分もあのコースに立ちたい」と強く思ってきました。
最初は漠然とした「憧れ」でしたが、フルマラソンを何本か完走するうちに、その気持ちはどんどん高まっています。
でも、そう簡単には走らせてもらえないのが東京マラソンの現実でもあります。
届かないスタートライン
東京マラソンの出場には「抽選」という関門があります。
倍率はなんと10倍以上。毎年数十万人が応募し、その中から走れるのはわずかな人だけ。
私はこれまで10回以上応募し、すべて落選しています・・・
落選メールが届くたび、「今年もだめか…」とがっかりしながらも、どこかで「また来年こそは」と気持ちを切り替えてきました。
それでも、年々その思いは強くなっていきます。
東京のビル街、歴史ある浅草、東京タワー、銀座・・・
普段は車や電車でしか通らないあの街並みを、自分の足で駆け抜けたい。
きっと、どんな景色よりも心に残る42.195kmになるはずです。
走った人たちが口を揃えて言うんです。「東京マラソンは、別格だ」と。
あきらめない限り、夢は続く
「当たらないなぁ」と嘆きながらも、私はまだ応募をやめるつもりはありません。
どんなに外れても、一度でいいから、あの道を走ってみたい。
それが、マラソンを続けている理由のひとつでもあるんです。
夢って、すぐには叶わないからこそ、価値がある。
外れ続けたことで、むしろこの夢の重みが増している気がします。
だから私は、これからも毎年エントリーを続けます。
走るチャンスが巡ってくるその日まで、脚を鍛え、気持ちを整えておきます。
いつかこのブログで「東京マラソン、走ってきました!」と報告できる日を夢見て!!
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!