地域の仲間と迎えた、秋晴れの朝
秋の空が高く澄み渡った土曜の朝。
社員のみんな、そして江口組を支えてくださる安全協議会の皆さんと一緒に、小松天満宮の清掃活動を行いました。
安全協議会は、江口組の協力会社で構成される大切なパートナーの会。
いつも現場で共に汗を流し、安全と品質を守ってくれている仲間です。
そんな皆さんと地域の神社をきれいにする時間は、
仕事とはまた違う“心が通う”ひとときでした。
朝の空気は少し冷たく、けれど気持ちのいい秋晴れ。
箒と雑巾を手に、それぞれが笑顔で声を掛け合いながら作業を進める。
神社の境内には、心地よい緊張感と温かい一体感が流れていました。
浮島となった神社を、みんなで磨く
小松天満宮は、梯川の拡幅工事・洪水対策のために“浮島”となった神社です。
輪中堤に囲まれた境内へとかかる橋や柵を、みんなで雑巾を手に丁寧に磨き上げました。
長い年月の間に積もった汚れや蜘蛛の巣、鳥のフン…
最初は汚れていた欄干も、磨くうちに少しずつ光を取り戻していきました。
作業を終えるころにはピカピカに輝き、まるで神社そのものが笑顔で私たちを見守ってくれているようでした。
この清掃活動は、もう何年も続けている恒例行事。
これまでは毎年8月の初めに行っていましたが、近年の猛暑は想像以上。朝でも暑すぎて、熱中症のリスクがありました。
そこで今年からは10月に時期を変更。
結果は大正解でした。秋の風が爽やかに吹き、作業もスムーズ。
「暑くなくていいね!」と笑顔で話す声があちこちから聞こえ、
心まで清々しい時間となりました。
若手の挑戦、そして地域への感謝
今回の清掃活動を企画・準備・運営・後片付けまで担当してくれたのは、江口組の若手プロジェクト「ESTP」
自ら考え、声をかけ、仲間を動かしていく姿に、
社長として頼もしさを感じました。
正直なところ、もう少しこうしてくれたら…と思う場面もありました。
けれどそれこそが“伸び代”。
若手の挑戦は、経験を通じて成長していくものです。
彼らの姿に、江口組の未来を見た気がしました。
そして改めて感じたのは、江口組の仕事は安全協議会の皆さんの力があってこそということ。
共に現場を支える仲間との信頼関係が、会社の力の源です。
この絆をこれからも大切に守り続けたいと思います。
江口組は地域密着の会社です。
小松市を中心に、地域のために働き、地域と共に生きる。
小松天満宮は、このまちの歴史・文化・信仰・観光を象徴する場所。
そんな大切な神社をきれいにすることは、地域そのものを守り、未来へとつなぐことだと感じました。
地域を磨くことは、心を磨くこと。
これからも「和の力」で笑顔とありがとうを創造していきます。