「もっと笑顔の木場潟へ」— 小さな花壇に宿る大きな想い

木場潟は、小松市の人にとって特別な場所です。

朝のランニング、家族での散歩、そして休日のゆっくりした時間
自然とふれあい、心が落ち着く場所として、多くの方に親しまれています。

そんな木場潟の一角に、私たち江口組が管理している「木場潟スマイル花壇」があります。

名前の通り、見る人を笑顔にしたい、訪れる人の心が少しでも軽くなれば
そんな願いを込めて、数年前にスタートした取り組みです。

この花壇を守り続けているのは、若手社員たち。

普段は土木工事の現場で汗を流している彼らですが、
現場とはまた違った表情で、花壇の整備に取り組んでいます。

「地域の方に喜んでもらいたい」
「自分たちが植えた花が、木場潟の景色をつくっていると思うと嬉しい」

そんな声を聞くたびに、私は胸が熱くなります。

土木の仕事は“つくる”仕事ですが、同時に“育てる”仕事でもある。

スマイル花壇は、その象徴のように思えてなりません。

季節が変われば、花も変わる。若手たちがつなぐ“彩りのバトン”

先日、スマイル花壇の夏の花から秋・冬の花への植替えを行いました。

夏の花が役目を終え、少し元気がなくなりはじめた頃。
「そろそろ変え時ですね!」と声を上げたのは若手社員でした。

彼らにとって花壇は“任されたからやる仕事”ではなく、
“自分たちの手で育てていく大切なフィールド”なのです。

植替え当日

土の匂い、秋の空気、そして花を選ぶ楽しそうな声。
まるで部活動のような、活気と笑顔につつまれた時間でした。

ひと株ひと株、丁寧に。
花がこれから寒い季節を越えていけるようにと、土をやさしく整える姿。

「ここは赤が映えるよ」「入り口が明るくなるように黄色を置こう」
そんな相談をしながら植え進める様子を見て、
私は改めて、“和の力”が江口組の強みだと実感しました。

花が植わり、全体のバランスを整え、水やりがはじまると
スマイル花壇が見事に復活。

夏の景色から一転、木場潟に秋冬の彩りが広がり、
その場の空気がふわっと温かくなる瞬間が訪れました。

地域の景色を守るという小さな活動。
けれど、その積み重ねこそが、江口組の使命であり誇りです。

“和の力”で咲いた花を、ぜひ見に来てください

季節ごとに表情を変える木場潟。
その中で、スマイル花壇もまた、地域の皆さんとともに季節を歩んでいます。

花壇の場所は、南園地の管理事務所のすぐ近く。

散策の途中にふらっと立ち寄っていただくと、
ふわっと彩りが目に入り、自然と笑顔がこぼれるはずです。

もし花がきれいだと思ってくださったら、
その背景には、若手社員たちの汗と手間、そして地域への想いがあることを
少しだけ思い出していただけたら嬉しいです。

まちの美しさは、誰かの努力によって守られています。
そしてその努力を続ける会社でありたい。
江口組はそう強く願っています。

木場潟がもっと笑顔に。一人でも多くの方の心が明るくなりますように。
これからも、地域とともに歩んでいきます。

 

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