冷たい雨のスタート
昨日行われた金沢マラソン2025
朝から空はどんよりと曇り、冷たい雨が静かに降り続いていました。
スタートラインに立ちながら感じたのは、「今日は雨やし難しいな」という予感。
体が冷えないようにウェアを調整し、シューズの感触を確かめる。
自然との戦いが始まる予感に、心を少しだけ引き締めました。
それでも今年もスタート地点には、なんと浜辺美波さんが駆けつけてくれていました!
トップ女優として多忙を極める中、毎年金沢マラソンの応援に来てくださるその姿勢に、心が温かくなります。
地元・石川を愛し続けてくれる浜辺さんの笑顔に、「よし、今日も頑張ろう」と自然と力が湧きました。
そしてスタートの号砲!
冷たい雨が頬を打ち、足元には小さな水たまり。
それでも足を前へ。
走りながら心の中で「今日も挑戦できることに感謝しよう」とつぶやいていました。
応援の力、そして「練習はうそをつかない」
序盤は冷たい風に体温を奪われ、
中盤には脚が重く感じ始め、
何度も「少し歩こうか」と心の中で葛藤がありました。
でも、沿道の声援がそのたびに背中を押してくれる。
雨の中にもかかわらず、傘を差しながら「頑張れー!」と叫んでくれる人たち。
を振ってくれる子どもたち。
そしてボランティアの皆さんが笑顔で差し出してくれる給水カップ。
あの光景を見ていると、「自分一人で走っているんじゃない」と心から感じました。
この大会を支える多くの人たちの想いが、ひとつの“和の力”となって自分を動かしてくれる。
実はこれまで20回以上フルマラソンに出場してきました。
でも今回が初めて
一度も歩かず、足もつらずにゴールできたんです。
途中で何度も心が折れそうになりながらも、
支えてくれたのは日々の練習、積み重ね、そして「自分を信じる力」。
やっぱりこの言葉に尽きます。
「練習はうそをつかない。」
努力を積み重ねた日々は、決して裏切らない。
この一歩、この瞬間のために、すべてがつながっていた気がします。
ゴールの先にある笑顔、そして次の挑戦へ
そして、ついに迎えたゴール。
冷たい雨の中で掲げた両手は、これまで以上に重く、そして温かかった。
歩かずに走り切れたことへの達成感と、支えてくれた人たちへの感謝がこみ上げてきます。
ゴール後のご褒美はもちろん
「カレーの市民アルバ」でホームランカレーをぶっ放してきます!!
これを食べる瞬間こそ、カレー王子にとっての“マラソンのゴール”です。
これ以上のご褒美はありません。
そして、今年も同時開催した“SNSマラソン”も無事完走!!
X(旧Twitter)で30投稿を走り切り、リアルでもデジタルでも全力疾走。
走って、発信して、共感が広がる!
それもまた現代のマラソンの楽しみ方。
「また来年、金沢マラソンを走るのが楽しみです!」
そう素直に言えるのは、挑戦が苦しかった分だけ、心から満たされた証拠。
そして次のステージは、12月の湘南国際マラソン。
冷たい雨の金沢を走り抜けたように、
今度は湘南の海風を感じながら、また新しい挑戦へと走り出します。
マラソンは、人生そのものだといつも思います。
順調なときもあれば、思うようにいかない日もある。
でも、立ち止まらずに一歩ずつ前へ進むことで、見える景色は確実に変わっていく。
走りながら感じた「ありがとう」の数だけ、人は強くなれる。
これからも挑戦を続け、走ることで誰かの笑顔につながるように。
応援してくださったすべての方々、本当にありがとうございました!!