入社式で見えた、うれしい景色

本当にいい入社式でした。
毎年この日は特別だけど、今年はとくに、会社の中に流れている空気のようなものを強く感じたんです。

2年目になった社員が、代表して新入社員に歓迎の花束を渡してくれました。
その姿を見ていたら、なんだか「新入社員のバトン」を受け渡しているように見えたんです。

つい1年前は、その社員も今日の新入社員たちと同じように緊張していたはずです。
不安もあったと思う。ぎこちなさもあったと思う。

でも、この1年、一生懸命やってきたことが、その表情や立ち居振る舞いにちゃんと出ていた。
ああ、大きくなったなあって、しみじみうれしくなりました。

歓迎の言葉を話してくれた社員も、本当に立派でした。
堂々と、落ち着いて、気持ちのこもった言葉で新入社員を迎えてくれた。

「よかったね。こんなに話せて立派や。成長したね」と僕が声をかけたら、「もう二十歳なんで!」って、冗談っぽく返してくれた。

先週ちょうど誕生日を迎えたばかりだったそうです。
その返しもまた、なんだか頼もしくてよかった。

人は制度だけでは育たない

でも、僕が本当にいいなと思ったのは、そのあとの一言でした。
その社員がこう言ってくれたんです。

「前に先輩が話してくれたことを参考にできたから、安心して話せました」と。

ああ、これだな、と思いました。
人が育つ会社って、こういうことなんだよね。

教育の仕組みを整えることも大事です。
マニュアルも必要だし、研修も必要です。

でも、それだけでは人は育たない。
人は、人との関係の中で育つんです。

先輩が見せてくれた姿。
先輩がかけてくれた言葉。
前に自分がしてもらったこと。

そういうものが、次の誰かを安心させ、支え、背中を押していく。

つまり、受け継がれていくんです。
知識だけじゃない。
技術だけじゃない。

空気とか、思いやりとか、姿勢とか、そういう目に見えないものが受け継がれていく。
僕は、そういう会社がいい会社なんだと思う。

今の時代、効率とか仕組みとか、すぐに結果が出る方法ばかり求めがちです。
でも、本当に強い会社って、こういう“見えない価値”が育っている会社です。

人が人を育て、その成長がまた次の人に渡っていく。
それは数字では測れないけれど、確実に会社の力になっていくんです。

また来年が楽しみになる会社へ

入社式は、ただ新入社員を迎える日じゃないんだな、と改めて思いました。
その会社が、どんなふうに人を育てているのか。
どんな関係性を育んでいるのか。
それが見える日なんです。

今年の入社式では、「人が育っている」ということと、「その成長がちゃんと次へつながっている」ということを感じることができました。
それが、何よりうれしかった。

こういう瞬間があると、社長をやっていてよかったなあと思うんです。
誰かの成長を見られること。

そして、その成長がまた次の誰かを支えていくこと。
これ以上にうれしいことって、あまりないよね。

そんな関係がある会社でいたい。

一人で育つのではなく、仲間の中で育ち、仲間とともに成長していく。
そういう空気を、これからも大事にしていきたいと思います。

本当にいい入社式でした。みんなに、ありがとう。

そして、また来年が今から楽しみです。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

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