現場は江口組だけでつくれない

工事現場に立っていると、つくづく思うことがあります。

それは「現場は江口組だけではつくれない」ということです。

私たちは元請として現場を管理する立場にありますが、そこで動いているすべての作業を自分たちだけで担えるわけではありません。

オペレーター、土工、型枠、鉄筋、舗装、電気、設備、足場

あらゆる専門分野の協力会社の方々が、それぞれの技術と誇りを持って現場に関わってくださるからこそ、安全で質の高い工事が成り立ちます。

江口組の看板を掲げている現場も、実際には多くの協力会社の皆さんと一緒に築き上げているものです。

江口組が現場で一番大事にしているのは、この「一緒にやっている」という感覚です。

「ありがとう」では足りない

もちろん、日々の仕事の中で「ありがとうございます」と伝えることは当たり前のことです。

しかし最近、改めて思うのです。

「ありがとう」だけでは、この気持ちは伝えきれないのではないか、と。

私たちが本当に伝えたいのは

「あなたたちがいなければ、何もできません」

ということです。

どんなに立派な施工計画書や工程表をつくっても、現場で実際に手を動かす人がいなければ、何一つ形にはなりません。

安全への配慮も、品質へのこだわりも、協力会社の皆さん一人ひとりの意識と技術によって守られています。

例えば、炎天下での作業。
例えば、真冬の寒さの中でのコンクリート打設。

私自身も現場に立ってきたからこそ、その過酷さと責任の重さを知っています。

そうした環境の中で、当たり前のように作業を続けてくださる姿に、心から尊敬の気持ちを抱いています。

和の力で未来を築く

江口組が大切にしている理念の一つに「和の力」があります。

和とは、単なる調和ではなく、それぞれの強みを持ち寄り、一つにすることで大きな力を発揮すること。

まさに協力会社の皆さんとの関係そのものです。

これからの建設業は、人手不足や働き方改革、DXの推進など、大きな転換期を迎えています。

だからこそ、ますます「人と人とのつながり」「信頼関係」が問われる時代になるでしょう。

江口組はこれからも協力会社の皆さんと一緒に、「和の力」で現場をつくり続けます。

単に感謝の言葉を伝えるだけでなく、共に汗を流し、共に笑い、共に未来を築いていくパートナーとして歩んでいきたい。

工事を終えたときに地域の方々からいただく「ありがとう」の声は、江口組だけでなく協力会社の皆さんすべてに向けられたものです。

その声を一緒に誇りに思える関係を、これからも大切にしていきます。

「あなたたちがいなければ、何もできません」

この言葉を胸に、これからも協力会社の皆さんと共に、地域の安心と笑顔を築いていきます。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

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