出張よりも優先されるもの
「先生、どうしてそんなに早く飛行機に乗るんですか?」
ある日、僕がそう尋ねた相手は、エクスマ(エクスペリエンス・マーケティング)の創始者であり、僕にとっての師匠でもある藤村正宏先生。
その答えは、意外にも「カレーの市民アルバでカレーを食べたいから」というものでした。
先生が北陸に出張で来られる際、わざわざ飛行機を1本早めて立ち寄る場所。
それが、石川県小松市のソウルフード「カレーの市民 アルバ」なのです。
その話を聞いたとき、思わず僕は笑ってしまいました。
「えっ、そんな理由で?」と。
でも、同時にとても嬉しかったんです。
だって、僕もアルバのカレーが大好きだから。
“好き”でつながる不思議なご縁
小松に住んでいる人にとって、アルバのカレーはただの食べ物じゃありません。(って僕は思っています)
それは、部活帰りに友達と寄った味だったり、仕事で疲れた日を癒す一皿だったり。
僕にとっても、アルバのカレーは心のふるさとのような存在です。
そんなソウルフードを、東京に拠点を置くマーケティングの師匠が、わざわざ飛行機の時間を調整してまで食べに来るというのだから、驚きですよね。
「好きなものが同じ」って、それだけで一気に距離が縮まることがあります。
ましてや、尊敬する人と“味の趣味”が一致したとなれば、これはもう勝手に「運命」を感じてしまうわけです(笑)。
先生と僕は、生まれも育ちも、仕事も全く違う世界にいました。
でもアルバのカレーが大好きという共通点が、僕たちの間にゆるやかな“縁”をつないでくれたのです。
カレーは世界をちょっとだけ平和にする
こうして思い返してみると、カレーには不思議な力があるように思います。
地元の味を愛する気持ちも、師匠との共通点も、SNSで誰かとつながるきっかけも!
全部、アルバのカレーがくれたような気がするのです。
江口組の新入社員研修には、“カレー研修”という謎(?)のプログラムもあります。
それも、ただ美味しいからというだけでなく、「好きなものを共有することが、信頼やチームのきっかけになる」と思っているから。
今回のエピソードだって、まさにその実例です。
だから今日も僕は、胸を張ってこう言いたい。
「僕は、マーケティングの師匠と同じカレーが好きなんです!」
それが、どんなにささやかなことでも
“好き”の共有は、人と人とをつなぐ架け橋になるのだと、心から思っています。
ちなみに、藤村先生のところへ行くときのお土産はアルバのルーです!!
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!
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