朝礼で大切にしているのは「声の大きさ」ではない

江口組の朝礼で大切にしているのは、「声が出ているかどうか」ではありません。

もちろん、元気な声で挨拶を交わすことは大事です。

けれど、それ以上に大切なのは「気持ちがこもっているか」ということ。

形式的に大きな声を出すことよりも、心を込めて言葉を届けること。

相手の目を見て、気持ちを乗せて「おはようございます」と伝えること。

たった一言でも、その人の想いがこもっていれば、不思議と周囲の空気は変わります。

江口組の朝礼は、ただ声を出す時間ではなく、「想いを伝え合う時間」なのです。

話すのが上手いかではなく、「心」が伝わるか

これは朝礼だけでなく、発表の場でも同じです。

江口組では、社員が自分の考えや取り組みを発表する機会が多くあります。

その時も、私が見ているのは「話がうまいか」ではなく、「気持ちがこもっているかどうか」です。

たとえ言葉に詰まってもいい。

うまくまとめられなくても構いません。

それでも、一生懸命に伝えようとする姿や、そこに込められた想いには、人を動かす力があります。

逆に、どんなに流暢に話していても、心がこもっていなければ、聞く人の心には響きません。

上手さよりも「真剣さ」、言葉よりも「想い」。

それが江口組が大切にしている伝える力です。

土木の現場でも同じです。

現場監督が職人さんに指示を出す時、伝わるのは言葉の正確さだけではありません。

「この現場を絶対に安全に終えたい」「みんなで良いものを作りたい」という想いがあるかどうか。

その気持ちが伝わることで、現場全体がまとまり、いい仕事につながっていきます。

言葉は道具。

でも、その道具に魂を込めるのは「人の想い」なのです。

形より中身、「想い」を伝える会社でありたい

江口組には、「形より中身を大事にする」という文化があります。

それは、私たちの仕事である土木にも通じる考え方です。

たとえば、どれだけ見た目がきれいな道路をつくっても、

中身の構造がしっかりしていなければ、長くはもちません。

見えない部分にこそ誠実さを込める。
それが江口組のものづくりの基本であり、人づくりの基本でもあります。

だからこそ、朝礼や発表の場でも「形」ではなく「中身」、つまり「想い」を大切にしています。

言葉に心を乗せる文化。
それが江口組らしさであり、私たちが誇れる社風です。

仕事の中でも、人との関わりの中でも、「気持ちがこもっているか」を大切にする。

その積み重ねが、信頼を生み、チームの絆を深めていくのです。

江口組は、これからも“想いをちゃんと伝える会社”であり続けたいと思います。

それは、どんなに時代が変わっても変わらない、私たちの大切な文化です。

「声を出す」ことよりも、「気持ちを込めて伝える」こと。

江口組の朝礼も発表も、そこにあるのは“心”です。

うまく話す必要はありません。

言葉の一つひとつに、想いを乗せる。

それが人の心を動かす、江口組の“らしさ”です。

 

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