ひみつ道具にワクワクした子ども時代

子どもの頃、『ドラえもん』を読んではワクワクしていました。

四次元ポケットから出てくるひみつ道具は、どれも夢のように便利で、まさに「こんなのが本当にあったらいいな」と思わせてくれるものでした。

「どこでもドア」で一瞬にして行きたい場所に行ける。
「タケコプター」で空を飛べる。
「タイムマシン」で過去や未来へ自由に行ける。

そんな道具に憧れて、友達と「もし自分の家にドラえもんがいたら、何をお願いする?」と真剣に話した記憶があります。

でも大人になった今、振り返ってみると気づくことがあります。

『ドラえもん』という物語が本当に伝えていたのは、「便利な道具の魅力」ではなく「のび太くんが努力することで成長していく姿」だったということです。

のび太くんが成長する瞬間

のび太くんは、基本的に勉強も運動も苦手で、よくドラえもんの道具に頼ります。

ところが、ひみつ道具を使ってラクをしようとすると、たいてい失敗します。

便利さに甘えすぎると、かえって困ったことになる。そんなエピソードは数えきれないほどあります。

しかし、物語の中でのび太くんが本当に成長するのは、自分の力で挑戦したときです。

たとえば、ジャイアンやスネ夫に立ち向かうとき。しっかり準備してリベンジに挑むとき。誰かを助けようと勇気を出すとき。

そこには道具の力ではなく、「自分でやってみる」という意志と努力があります。

ドラえもんはそんなとき、ただ道具を出すだけではなく、のび太くんの背中を押す役割を果たしているように思います。

つまり、道具そのものよりも、「どう挑むか」が物語の本質なのです。

このことは、私たち大人にとっても深い学びになります。

現実の世界では、ひみつ道具のような魔法は存在しません。だからこそ、自分の力で挑戦し、努力を重ねることが未来を変える唯一の方法なのです。

努力が未来を変える

『ドラえもん』を子どもの頃に観て、「便利な道具があれば楽なのにな」と思っていた私は、今ではこう感じます。

「やっぱり未来を変えるのは努力だ」と。

もちろん、現代には便利な道具やテクノロジーがあふれています。スマホやAI、インターネットは、ある意味で“ひみつ道具”のような存在です。

しかし、それをどう活用するかを決めるのは、やはり人間自身です。

道具に頼りきるのではなく、自分の意思と努力で活かしてこそ、本当の価値が生まれるのです。

仕事でも同じです。

新しい技術を取り入れるのは大切ですが、それを成果につなげるには、現場で汗を流し、考え、試行錯誤を繰り返す必要があります。

楽な近道を探すよりも、一歩一歩の努力が、確実に未来を切り拓いていきます。

のび太くんが成長する物語は、私たちにこう教えてくれているのかもしれません。

「努力こそが最大のひみつ道具」なのだと。

だから私も、社員や仲間とともに、日々努力を積み重ねていきたいと思います。

そして10年後、50年後に「あのとき頑張ったから今がある」と胸を張れる未来を築いていきたいのです。

 

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