『土木会社にSNSって必要?』という質問に、僕はこう答える
初めてお会いする方とお話ししていて、「SNS、がんばってます!」と話すと時々こう返されます。
「えっ、土木の会社でSNSって、必要あるんですか?」
悪気があるわけではなく、純粋な疑問だと思います。
確かに、SNSといえば飲食店やアパレル、サービス業のイメージが強い。
だから「現場仕事が中心の土木業界に、SNSが必要?」と不思議に思う方がいるのもわかります。
でも、僕はいつも迷わずこう答えます。
「めっちゃあります!!」
むしろ、業界的にまだ活用している会社が少ないからこそ、チャンスがある。
そしてSNSは、単なる「情報発信ツール」ではなく、未来をつくる“橋”のようなものだと、僕は思っています。
売上には直結しない。でも“めちゃくちゃ効果がある”SNSの力
正直に言うと、SNSを更新したからといって「明日すぐに契約が決まる」とか「今日投稿したら売上が上がる」みたいなことはありません。
でも、それでもやる意味がある。続ける意味があるんです。
それはなぜか?
SNS投稿の成果はじわじわ効いてくるからです。
しかも、いろんなところに!
例えば・・・
・採用活動に強くなる
江口組では、InstagramやXを見て入社を決めた若手社員が何人もいます。
「会社の雰囲気がわかって安心できた」
「働いてる人が見えるから信頼できた」
そんな声をもらうたびに、「やっててよかった」と実感します。
・イメージアップにつながる
SNSを通じて「土木ってこんなに面白いんですね!」と言ってもらえるようになりました。
現場の真面目な一面も、裏側のユーモアも、SNSなら“両方伝えられる”。
それが、企業としての“空気感”を伝えるツールになっていると感じています。
・ 社内のモチベーションが上がる
投稿に社員が登場すると、周囲の人から反応がもらえたり、家族から「見たよ!」と連絡が来たり。
それが本人にとって小さな“誇り”になります。
そして、次第に「自分たちが会社をつくっている」という意識が生まれてくるんです。
・関係性をつくる“きっかけ”になる
SNSを通じてつながった企業、行政、教育機関とのご縁もたくさんあります。
仕事では会わないような方ともつながれるのが、SNSのすごいところ。
それが、将来的なパートナーシップや連携にも発展しています。
届けたい人に届くことが、これからの時代の信頼になる
今の時代、“いい会社”の条件は、「実績がある」だけではなく、「何を大切にしているかをきちんと発信していること」だと感じています。
「見えないものを、見えるようにする」
「言葉にして届ける」
それを可能にするのが、SNSです。
そして、SNSを通じて見てくれている人は、未来の社員かもしれない。
お客様かもしれない。
地域の子どもたちかもしれない。
そう考えたら、今、誰に何を届けるかは、会社の未来そのものだと思うんです。
江口組は、これからもSNSを通じて、仕事のことも、人のことも、現場のことも、等身大のままで発信していきます。
SNSは魔法の道具ではありません。
でも、“続けた人だけが知っている景色”を見せてくれるツールです。
土木会社にSNS、必要ですか?
はい、めちゃくちゃ必要です。
会社の中にある想いを、ちゃんと外に届けること。
誰かの目に、心に、記憶に残すこと。
それが、僕たちの仕事をもっと面白く、もっと誇れるものにしてくれると信じています。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!