共通課題としての「採用」

いま、日本の多くの企業が直面している共通課題があります。

それが、「採用」ではないでしょうか。

江口組も例外ではありません。

むしろ、地方の中小企業、そして建設・土木業界に身を置く私たちにとって、「人が来ない」「育たない」「続かない」という三重苦は年々深刻さを増しています。

しかしこれは、私たちだけの悩みではありません。大企業・中小企業問わず、製造業や介護、飲食、観光など、あらゆる業界において若手人材の確保と育成は、今や経営課題そのものとなっています。

どの業界にも共通して言えるのは、「採用活動の工夫」と「育成への投資」が避けられない時代になったということです。

土木業界の現実と、私たちの挑戦

特に土木業界では、少子化や進学率の上昇、3Kイメージ(きつい・汚い・危険)などの影響により、若者の業界離れが顕著です。

これは、ある意味で“時代の流れ”かもしれません。だからといって、手をこまねいていては未来は変わりません。

江口組ではこの現実に正面から向き合い、「土木のイメージを変えること」「人の想いを伝えること」「等身大の姿を発信すること」に注力してきました。

たとえば、SNSで社員の声や現場のリアルを発信する取り組み。

高校生や保護者に向けて、会社見学や説明会を通じて“職場の空気”を伝えること。

さらには、新入社員研修でのユニークな取り組み(カレー研修やスマートゼネコンマン読書会など)もその一つです。

ただ「人を集める」のではなく、「ここで働きたい」と思ってもらえる会社を目指して、少しずつでも“業界の空気”を変えていきたい。

そんな思いで、社内外に種まきを続けています。

未来のために、今できること

採用は、単なる人集めではありません。

企業の未来をつくる、大切な「人づくり」の一環です。

若い世代が減るこれからの時代において、企業がやるべきことは「いま目の前にいる人たちを、どう育てていくか」にシフトしていくはずです。

そしてもう一つ大事なのが、「業界の価値を、社会にどう伝えていくか」という視点。

江口組は、これからも「会社の魅力」だけでなく「土木という仕事の魅力」そのものを発信し続けます。

なぜなら、採用は一社だけの取り組みで解決できるテーマではないから。

業界全体で、地域全体で、社会全体で取り組むべき課題だからです。

「若い人がいない時代」と悲観するのではなく、「若い人に選ばれる業界」にしていく努力を。

今日も、未来の仲間に届くように。

私たちは“今できること”を、積み重ねていきます。

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

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