土木がつくるのは、インフラだけではない
土木という仕事に、どんなイメージを持たれていますか?
道路や橋、水道、護岸。
多くの方が「インフラ整備」の仕事を思い浮かべると思います。
それは正解です。
でも実は、土木は『人の未来』を支える仕事でもあると、私は強く信じています。
特にその対象として、忘れてはいけないのが子どもたちの存在です。
私たちのつくる道路、公園、歩道、学校の安全な通路。
そのすべてが、子どもたちの成長や挑戦、そして夢を後押ししているんだと考えています。
安心・安全が、子どもたちの夢を広げる
私たちは日々、地域のインフラ整備に取り組んでいます。
その中には、子どもたちの通学路を整える仕事や、校庭や公園を整備する仕事も多くあります。
たとえば、通学路の歩道を広げる。
ガードレールを設置する。
道路の段差をなくしてベビーカーでも安全に通れるようにする。
公園の遊具の周辺に柔らかい舗装材を敷く。
これらは一見、地味な作業に見えるかもしれません。
でもその一つひとつが、子どもたちの「安心して通える道」や「思いっきり走り回れる場所」を生み出しているのです。
そしてその先にあるのは、子どもたちの自由な想像、夢を描く力、挑戦する心です。
安全だから、思いきり遊べる。
整っているから、安心して学べる。
ケガを心配せず、好きなことに集中できる。
そんな環境こそが、子どもたちの将来の夢への「はじまり」になるのではないかと、私は考えています。
子どもたちの未来を影で支える
土木は、直接的に「教育」や「子育て」を行う仕事ではありません。
でも、その基盤を整える仕事です。
子どもたちが毎日通る道。
友だちと集まる公園。
クラブ活動で汗を流すグラウンド。
友達と帰る通学路
土木の仕事は、そうした場所を守り・育てる役割を担っているのです。
たとえば、ある小学校の耐震補強工事をしたとき。
「これで、地震が来ても安心だね!」と話す子どもたちの笑顔が忘れられません。
あの瞬間、私たちのつくったものはコンクリートではなく、信頼と安心だったのだと気づかされました。
土木は、未来の主人公たちが安心して夢を描ける「舞台づくり」なのです。
土木が日々、整備する道や広場や校舎は、明日、子どもたちが夢に向かって歩き出すための場所になります。
そう考えると、現場に立つ足元が、ぐっと重く、そして誇らしく感じられるのです。
江口組はこれからも、子どもたちの未来を信じて、支えるために、「土木」という仕事に真摯に向き合っていきます。
目立たなくてもいい。
でも、確かにそこに支える力があります。
そんな土木の魅力と価値を、これからも伝え続けていきます。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!