地元で愛する「カレーの市民アルバ」
「小松といえばアルバ」。
地元で暮らす人なら、誰もが一度は口にするであろうフレーズです。
僕にとっても、もはや人生の一部と言っても過言ではありません。
カレー王子を名乗るほど、僕はこの「カレーの市民アルバ」をこよなく愛しています。
アルバの特徴といえば、濃厚でコクのあるルーと、どこか懐かしいスパイスの香り。
あの味を一口食べると、仕事の疲れも一気に吹き飛びます。
現場で汗を流したあと、熱々のカレーを口に運ぶ瞬間の幸福感といったら・・・。
小松で働く多くの仲間たちにとっても、アルバは「ご褒美ごはん」なのです。
でも実は、私はカレーそのものが大好きなんです。
アルバを筆頭に、カレーという料理そのものに無限の魅力を感じています。
だからこそ、県外へ出張に行くたびに、つい“カレー”を探してしまうのです。
旅先で出会うスパイスの個性
先日の東京出張でも、例に漏れずカレー探しの旅が始まりました。
全ての任務を終えて、新幹線に乗る前の東京駅。
構内には、さすが首都。全国各地の名物カレー屋がずらりと並んでいました。
インドカレー、欧風カレー、スパイスカレー・・・
どれも香りだけでお腹が鳴りそうなほど、個性が際立っています。
その中で目に留まったのが「スープカレー」
「スープカレーといえば北海道じゃないの?」と思いつつも、なぜかその店に引き寄せられました。
こういう“直感”って、旅の楽しみでもあります。
注文して出てきた一皿は、想像を超えるインパクト。

大きな鶏肉がドンとのっていて、ルーはさらっとしているのにコク深い。
一口食べた瞬間、口いっぱいに広がるエビの風味がたまりません。
そして、ご飯の上にレモンを絞って食べると・・・これがまた新しい発見!
爽やかな酸味がスパイスの辛さを引き立て、思わず「うまい!」と声が出てしまいました。
旅の終わりに、こんな出会いがあるとは。
カレー王子としての本能が喜んだ瞬間でした笑
やっぱりカレーは最強!
小松に帰る新幹線の中で、ふと思いました。
「やっぱりカレーって、すごい料理だな」と!
どんな地域にも、それぞれのカレー文化がある。
その土地の気候、食材、人の個性がスパイスに溶け込んで、唯一無二の味をつくり出す。
だからこそ、同じ「カレー」という言葉でも、食べるたびに新しい発見があります。
そして、食べる人を笑顔にする力がある。
疲れたときも、仲間と語らうときも、旅の締めくくりにも。
いつもカレーは寄り添ってくれる存在です。
「アルバ」は僕の原点であり、僕を育ててくれた。
でも全国のカレーを食べ歩くことで、改めて地元の味の良さにも気づける。
まるで旅を通じて、自分の“ふるさと”を再確認しているような気持ちになります。
スパイスの香りに包まれながら、今日も思います。
やっぱりカレーは最強だ、と。
そしてその一皿一皿が、私にとってのエネルギーであり、明日への原動力!