本を読むことが、自分を耕す時間になる

私は、読書が好きになりました。

なりました!と言うように、もともと本をよく読むタイプだったかというと、そうではありません。

忙しさを理由に、いつも後回しにしていた時期もあります。

でもあるとき、「やっぱり本を読もう」と思い直し、1冊の本を手に取りました。

それが、今では日常の中に読書がある生活へと変わったきっかけでした。

読書は、静かな時間を使って、自分と向き合う行為です。

新しい知識を得るだけでなく、自分の考えを見直すきっかけにもなります。

気づけば、「本を読むこと」が、仕事でも、生活でも、大きな支えになっていたと実感するようになりました。

読書が仕事にもたらしてくれた“変化”

本を読むと、具体的なスキルやノウハウを学べるのはもちろんですが、それ以上に大きかったのは、“考える力”が養われたことです。

たとえば経営に関する本を読めば、数字の見方や戦略の立て方だけでなく、「どういう価値を社会に提供していくべきか」という視点が広がります。

また、人材育成の書籍を読んだことで、社員との接し方や言葉の選び方に変化が出てきました。

「正しいことを伝えるだけでなく、伝え方にも温度がある」

そんな当たり前のようで難しいことも、本から教わったことの一つです。

日々の仕事で出会う課題に対して、すぐに答えが出ないこともあります。

でも、どこかで読んだフレーズや、著者の体験談がヒントになることがある。

本の中の言葉が、ふとした瞬間に背中を押してくれる。

そんな経験を何度もしてきました。

本は“知識”だけじゃなく、“視野”を広げてくれる

読書の魅力は、知識や技術を得るだけではありません。

自分の知らない世界や価値観に出会えることにも大きな意味があります。

たとえば、自分とはまったく違う業種の経営者の本を読むことで、発想が柔軟になります。

時には、小説の中の登場人物から“人間とは何か”を学ぶことだってあります。

ビジネス書も自己啓発書も、エッセイも物語も、すべてが「自分を成長させてくれる栄養」だと思っています。

そしてもう一つ、読書には「時間の濃度」を変える力があるとも感じています。

忙しい日々の中で本を開く時間は、たった10分かもしれません。

でも、その10分が自分の思考を整理し、視野を広げ、結果として“決断の質”を高めてくれる。

「一冊の本に人生を変えられることもある」と誰かが言っていましたが、その言葉は決して大げさじゃないと思います。

読書は、自分を成長させるための“最高の自己投資”だと思っています。

仕事の場面でも、日常の中でも、「読んでいてよかった」と思う瞬間がたくさんあります。

私自身、これからも本を読み続けます。
新しい知識を得るために。自分を見つめ直すために。
そして何より、誰かに何かを伝える力を磨くために。

江口組でも、社員が気軽に本に触れられるような環境づくりも考えています。

「本を読む会社は、きっと伸びる会社」。

私はそう信じています。

もっと読んで欲しいのでだけれども・・・

 

今日もブログを読んでいただきありがとうございます!

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