社会人になる前は、不安があって当たり前
これから就職を控えている高校3年生のみなさん。
卒業が近づき、社会人になる日が少しずつ近づいてくると、楽しみな気持ちと同時に、不安な気持ちも出てくると思います。
「ちゃんと仕事ができるかな」
「先輩たちに迷惑をかけないかな」
「社会人としてやっていけるかな」
「怒られたらどうしよう」
「自分だけできなかったらどうしよう」
そんなふうに考えることもあるかもしれません。
でも、まず最初に伝えたいことがあります。
入社してすぐに、完璧にできる必要はありません。
これは本当に大事なことです。
社会人になるということは、今までとは環境が大きく変わるということです。学校生活とは違い、仕事には責任があります。時間の使い方も変わります。関わる人も増えます。覚えることもたくさんあります。
だから、不安になるのは当たり前です。
むしろ、不安があるということは、それだけ真剣に考えている証拠でもあります。
「ちゃんとしたい」
「役に立ちたい」
「迷惑をかけたくない」
そう思っているからこそ、不安になるんです。
でも、会社は入社してすぐに何でもできる人を求めているわけではありません。
最初から完璧な新入社員なんて、ほとんどいません。どんな先輩も、どんな上司も、最初はみんな新人でした。分からないことだらけで、失敗しながら、教えてもらいながら、少しずつ成長してきました。
だから安心してください。
社会人のスタートは、完璧を目指すことよりも、まず一歩を踏み出すことが大切です。
まず大切なのは、特別な能力よりも基本の積み重ね
仕事を始めると、「早く仕事を覚えなきゃ」「先輩みたいに動けるようにならなきゃ」と焦ることがあるかもしれません。
もちろん、仕事を覚えようとする気持ちは大切です。成長したいという気持ちも、とても素晴らしいことです。
でも、入社してすぐに大きなことができなくても大丈夫です。
最初に大切なのは、難しい技術や特別な能力ではありません。
まずは、あいさつをすること。
朝、会社に来たら「おはようございます」と元気に言う。現場で会った人にあいさつをする。帰る時には「お疲れさまでした」と声をかける。
それだけでも、周りの人は安心します。
あいさつは、人と人との関係をつくる最初の一歩です。仕事は一人ではできません。特に土木の仕事は、チームで進める仕事です。現場監督、職人さん、協力会社の皆さん、地域の方々。たくさんの人と関わりながら、一つの工事を完成させていきます。
だからこそ、あいさつはとても大切です。
次に、時間を守ること。
出社時間、集合時間、約束の時間。時間を守ることは、信頼につながります。
最初から仕事が上手にできなくても、時間を守る人は信頼されます。約束を大切にする人は、周りから応援されます。
そして、もう一つ大切なのが、分からないことを聞くこと。
新人のうちは、分からないことがあって当然です。
「こんなこと聞いていいのかな」
「前にも聞いたし、また聞いたら怒られるかな」
「自分で考えろと言われるかな」
そう思うこともあるかもしれません。
でも、分からないまま進めてしまう方が危ないこともあります。特に建設業や土木の現場では、安全が何より大切です。分からないことをそのままにすると、自分だけでなく、周りの人にも危険が及ぶことがあります。
だから、分からないことは聞いていいんです。
むしろ、聞くことは大切な仕事の一つです。
「すみません、もう一度教えてください」
「ここが分からないので確認してもいいですか」
「このやり方で合っていますか」
この一言が言える人は、必ず成長していきます。
仕事ができる人とは、最初から何でもできる人ではありません。
素直に学べる人。
分からないことを聞ける人。
失敗した時にごまかさず、次に活かせる人。
周りへの感謝を忘れない人。
そういう人が、少しずつ力をつけていきます。
江口組でも、若い社員が安心して成長できるように、教育やフォローを大切にしています。最初から一人前である必要はありません。先輩たちも、会社も、みなさんの成長を応援していきます。
一歩ずつ成長する人が、未来の会社と地域をつくる
社会人になると、うまくいく日もあれば、うまくいかない日もあります。
褒められて嬉しい日もあるでしょう。
注意されて落ち込む日もあるでしょう。
自分には向いていないのかなと悩む日もあるかもしれません。
でも、そこで自分を責めすぎなくていいんです。
大切なのは、昨日の自分より少しでも前に進むことです。
昨日より元気にあいさつができた。
昨日より少し早く準備ができた。
昨日分からなかったことが、今日は少し分かった。
昨日注意されたことを、今日は気をつけることができた。
それで十分です。
成長は、一気に起きるものではありません。
毎日の小さな積み重ねが、半年後、1年後、3年後に大きな力になります。
土木の仕事も同じです。
道路も、橋も、河川も、一日で完成するわけではありません。測量をして、計画を立てて、準備をして、少しずつ形にしていきます。毎日の積み重ねが、やがて地域の安心や安全につながります。
人の成長も、それとよく似ています。
最初は何も分からなくてもいい。
最初はうまくできなくてもいい。
最初は緊張していてもいい。
でも、あいさつをする。
時間を守る。
分からないことを聞く。
教えてもらったことに「ありがとうございます」と言う。
失敗したら、次に活かす。
その繰り返しが、みなさんを少しずつ社会人にしてくれます。
そしていつか、後輩が入ってきた時に、今度はみなさんが声をかける立場になります。
「大丈夫。自分も最初は分からなかったよ」
「焦らなくていいよ」
「一緒に覚えていこう」
そんなふうに言える先輩になってくれたら、とても嬉しいです。
江口組は、若い人が安心して働き、少しずつ成長できる会社でありたいと思っています。
仕事を通じて人が育つ。
人が育つことで、会社が強くなる。
会社が強くなることで、地域にもっと貢献できる。
それが私たちの大切にしている考え方です。
これから社会人になる高校3年生のみなさん。
完璧じゃなくて大丈夫です。
最初から全部できなくて大丈夫です。
大切なのは、素直に学び、一歩ずつ成長しようとする気持ちです。
社会人としての一歩目は、不安があって当然です。
でも、その一歩の先には、新しい自分との出会いがあります。
焦らず、比べず、あきらめず。
一歩ずつ成長していきましょう。
江口組は、そんな若い力を心から応援しています。