10期目に見つかった、10年前の言葉

今期、社長になって10期目を迎えました。

この前、ふとしたきっかけで、社長に就任した当時に書いたメモが出てきました。

そこには、
「これからやりたいこと」
「会社をこう変えたい」
そんな想いが、8つ、書き残されていました。

読み返した瞬間、正直、胸が少し熱くなりました。

当時の自分は、覚悟はあるけれど不安も大きく、
それでも必死に会社の未来を考えていたんだな、と。

10年という時間が経った今、
この8つの想いは、どうなったのか。

振り返ってみました。

10年後の答え合わせ

10年前に書いた8つ。

一つひとつを、今の会社と照らし合わせてみました。

すると、驚いたことに、8つ中、7つが実現していました。

すべてが完璧な形で叶った、というわけではありません。

形を変えて続いているものもあれば、
当時想像していた以上に、良い形で育っているものもあります。

もちろん、この10年は決して楽な道のりではありませんでした。
悩んだことも、迷ったことも、決断に眠れなかった夜もあります。

それでも、振り返ってみて分かったことがあります。

会社は、一気に変わるものではない。

人と時間が、少しずつ、確実に育てていくものだということ。

あの頃は「理想」だったものが、
今は社員の行動になり、現場の空気になり、
江口組らしさとして根づいています。

残った1つも、決して「できなかった」のではなく、
まだ途中にあるもの。

だからこそ、会社には伸びしろがあり、未来があります。

10年経った今、はっきり言えること

10年経った今、はっきりと言えることがあります。

10年前に書いた自分は、
ちゃんと会社のことを想っていた。

そして、この10年間、その想いから逃げずに行動してきた。

8つのうち7つが形になったのは、
社長一人の力ではありません。

社員一人ひとりの力、地域の皆さんの支え、
そして日々の小さな積み重ねがあったからです。

残る1つがあるからこそ、
江口組はまだ成長できる。
まだ良くなれる。
まだ、面白くなれる。

10期目は、まだまだゴールではありません。

次の10年へのスタートライン。

10年前の自分が書いてくれた8つの想いに、
胸を張ってこう報告したいと思います。

「ちゃんと、前に進んでるぞ」と。

これからも、
人を大切にし、地域に必要とされ、
少しずつでも確実に前へ進む会社であり続けたい。

そんな決意を、
この10期目の節目に、改めて心に刻みました。

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