理念は、言葉より先に“現場”にある
現場に立っていると、ふと心が動く瞬間があります。
誰かに褒められたわけでも、成果を数字で示されたわけでもない。
ただ、現場で「ありがとう」という声が聞こえた時。
そして、その言葉を受け取った仲間が、少し照れくさそうに笑った時。
その瞬間、私は思うのです。
「ああ、理念ってこういうことか」と。
経営理念は、会社の軸であり、進む方向を示す大切なものです。
私たち江口組の理念は
「和の力で輝く心が、みんなの笑顔と有難うを創造する」。
でも、理念は壁に貼ってあるだけでは意味がありません。
朝礼で唱和するだけでも、資料に書いてあるだけでも足りない。
本当に大切なのは、それが日々の仕事の中で感じられるかどうかだと、私は思っています。
「ありがとう」と笑顔が重なった瞬間
先日、ある現場でのことです。
工事を終え、片付けをしていると、地域の方から
「ありがとう。助かりました」
と声をかけていただきました。
その言葉を受け取ったのは、決してベテランだけではありません。
若手社員も、協力会社の皆さんも、その場にいました。
そして、自然と生まれたのが、仲間同士の笑顔でした。
誰かが指示したわけでもない。
「理念を意識しよう」と言ったわけでもない。
ただ、自分たちの仕事が誰かの役に立ったと実感できた。
それだけで、人はこんなにもいい表情になるのだと、改めて感じました。
その時、私ははっきりと分かりました。
理念とは、理解するものではなく、体感するものなのだと。
仲間を思いやり、力を合わせ、目の前の仕事に誠実に向き合う。
その積み重ねの先に、
「ありがとう」と「笑顔」が生まれる。
それこそが、理念が形になった瞬間なのだと思います。
理念が形になる会社であり続けるために
理念を感じ、理念が形になった時。
それは、経営者として、これ以上ないほど幸せな時間です。
でも、理念は一度形になったからといって、完成するものではありません。
油断すれば、すぐに形だけになってしまう。
だからこそ、私たちは問い続けなければならないのです。
「この行動は、理念に沿っているか」
「この判断は、仲間の心を輝かせているか」
「この仕事は、誰かの笑顔と有難うにつながっているか」
江口組が目指すのは、
理念を“語る会社”ではなく、
理念が自然と現場にあふれている会社です。
現場で交わされる「ありがとう」。
仲間同士の何気ない笑顔。
その一つひとつを、これからも大切にしていきたい。
そして、10年後も、20年後も、
現場で同じように
「ああ、理念ってこういうことだな」
と感じられる会社であり続けたいと思っています。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!
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