感謝は“もらうものではなく、生み出すもの”
「ありがとう」という言葉には、不思議な力があります。
人の心を和ませ、関係を深め、職場の空気を一瞬で変えてしまうほどの力です。
しかし、この「ありがとう」は、ただ待っていても増えるものではありません。
誰かが親切にしてくれるのを待つのではなく、自分から行動して生み出すものです。
江口組では、この「ありがとう」を大切にしてきました。
現場でのちょっとした気遣い、朝の挨拶、道具を貸してくれる優しさ、仕事を手伝ってくれた仲間への一言。
そういった日常の行動の積み重ねが、やがて「ありがとう」という温かい言葉を生むのです。
そして、その言葉が職場の雰囲気を変え、人間関係を豊かにし、チームの力を強くします。
感謝は“流れる”もの。
誰かが一つ「ありがとう」と言えば、次の「ありがとう」が生まれ、まるで水のように職場を巡っていきます。
行動が感謝を呼び、感謝が行動を変える
「ありがとう」は偶然ではなく、行動から生まれます。
たとえば、
・疲れている仲間に声をかける
・道具をきれいに片付けておく
・誰かの作業を手伝う
・危険な状態に気づいたらすぐ声を出す
どれも特別なことではありません。
でも、その一つひとつが確実に“誰かの助け”になります。
そして、助けられた側は自然とこう思います。
「この人のために、次は自分も何かしたい」
そうやって“行動が感謝を生み、感謝が行動を生む”循環が起きていきます。
江口組の現場には、この循環がしっかり育ち始めています。
若手が先輩に「ありがとうございます」と言えば、先輩は「こちらこそ助かったよ」と返す。
重機オペレーターに「ナイス操作!」と声をかけたら、オペレーターが「ありがとう、気づいてくれて嬉しい」と返してくれる。
そんな光景を見ていると、
「ありがとう」が会社の文化として根づきつつあるんだなと実感します。
そして、感謝のある現場ほど、
・事故が減る
・コミュニケーションが増える
・雰囲気が明るくなる
・新しい挑戦が生まれる
という良い変化が必ず起きます。
ありがとうが自然に生まれる会社を目指して
江口組が目指しているのは、単に“挨拶ができる会社”ではありません。
「ありがとう」が自然に飛び交う会社です。
それは、誰かに強制されて言う「ありがとう」ではありません。
自分が誰かのために動き、その行動が自然と感謝につながる。そんな文化を育てたい。
だからこそ、「ありがとう」を大切にするのは経営理念にも通じています。
私たちの理念は、
『和の力で輝く心が、みんなの笑顔と有難うを創造する』
つまり、
“ありがとうを生み出せる人”こそ江口組の土台であり、
“ありがとうを大事にする職場”こそ江口組の未来なのです。
社員同士で感謝し合う会社は強い会社です。
相手を尊重し合う会社は、成長し続ける会社です。
そして、「ありがとう」が当たり前の会社は、地域からも信頼される会社です。
私は今日も、現場から聞こえてくる「ありがとうございます!」の声に耳を澄ませながら思います。
この言葉の数だけ、江口組は前に進んでいる。
今日もブログを読んでいただきありがとうございます!
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